ブッポウソウを見に行った

伊那谷のとある道の駅でブッポウソウの写真を見た。
「このあたりで営巣し繁殖しています」という紹介ポスターだった。

ならば早速、と調べてみて、その道の駅周辺よりも以前より保護活動を行っているところがあることを知った。

天龍村だそうだ。ぽっかり空いたある日、行ってみることにした。6月7日だ。
過去の巣箱の中の様子とかがWEBで公開されている。それによると役場の裏手や橋の欄干に巣箱がかかっているらしいのだが、様子がわからないので役場に行って聞いてみることにした。

受付で聞いてみたら、あまり詳細はわからないらしく、あとから出てきていただいた方にも「保護活動していますので詳細情報はお伝えしかねます」と言われてしまいました。
ただ、役場の裏手に巣箱がかかっていて隣のお寺から巣箱は見えますよ、ということは教えていただけた。

今いるのか、卵抱いているのか、雛がいるのか、全然判らないけれど、とにかく見てみることにして、そのお寺にお邪魔する。

境内にはカワラヒワがたくさんあそんでいましたよ。

役場の建物を見ると、なるほど巣箱がかかっています。
しかし、何もいません。

しばらくすると、他のバードウォッチャーが来ました。
カワラヒワやら、トビやら、退屈することなく見ていたら、こんなのが止まりました。

図鑑と見比べて、眼の大きさはヒタキの仲間だよなぁ、コサメビタキかなぁ、と。
地元の鳥見の方があらわれて、詳しそうなので「もう、ブッポウソウはいますか?」と聞いてみました。とても親切に色々教えていただきましたよ。
先の鳥さんも「コサメビタキ」で合ってるそうです。
「近くにはアカショウビンも出ますよ、でも、藪の中で虫やヒルにやられますからお勧めしないですけどね。」など、たのしくお話ししていたら、役場のアンテナに何か止まりました。
のんびり「あれなんですかねぇ」なんて聞いてみたら、「あ!あれがブッポウソウ!!」と。

当然ライファーです。
もう少し下がると背景が山になって少し撮りやすくなりますよ、と教えていただいて、遠いのだけれど少しバックして狙ってみます。

遠いし、私の腕ではこれがいっぱいいっぱいかなぁ。

しばらくアンテナにいましたがそのうち巣箱に移りました。

そして中に入り30分くらい待ちましたが出てこなくなりました。
今日はおなかもすいてきたのでここまでかな。

卵がかえって雛が育ち出すと、餌やりで頻繁に出入りして飛翔姿とか飛び出しとかが撮りやすくなるのでしょうね。
ただ、その時はたくさん三脚が並ぶだろうねぇ。そこに混じって撮れるかなぁ。

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