今回は鳥ではなく。
2022年11月8日に皆既月食があるということで、その数日前から月を撮ってみました。
連日お天気に恵まれベランダから狙うことが出来ましたが、11月7日は雲に隠れて残念でした。
月食中以外は手持ちでしかも時間がまちまち。角度もバラバラですがご容赦を。
カメラとレンズは鳥撮りとまったく同じです。
月は意外に明るくて、感度をISO800とかISO500とか低めに、SSを変えながら良さそうなところを探ってみました。
11月3日
SS 1/500秒 f/6.7 ISO-500 700mm 露出補正-0.3
11月4日
SS 1/800秒 f/6.7 ISO-640 700mm 露出補正-0.3
11月5日
SS 1/1000秒 f/6.7 ISO-640 700mm 露出補正-0.3
11月6日
SS 1/1000秒 f/6.7 ISO-640 700mm 露出補正-0.3
11月7日は雲で撮れず。
そして11月8日
仕事から急いで帰って既に皆既月食中。天王星食に間に合うか、という時間ですが、手持ちでは無理ですから三脚出して、セッティングして、なんて準備してたら本当にギリギリ。
しかも、普通の三脚で(もちろん赤道儀じゃないし、微動ダイヤルとかも無いし…)なかなかファインダーに月を導入できません。ライブビューにしてもそこそこ角度有るから首も痛いし。
さらに、やっと導入してもピントが定かではありません。AFは効かないし、一番縮めた状態で無限遠が出るわけでもなく、ほぼ感頼りです。
とにかくなんとか準備して撮り始めました。
しかし!
SS遅いのでシャッターボタンでブレます。(当たり前ですが)月はどんどん移動していきます。
苦労して再導入を繰り返し、シャッターはセルフタイマーにして、撮れているかどうか判らないまま枚数重ねていきました。
結果がこれです。(100枚くらい撮ったうちのベストかな…。もう少しピントを追い込めたかも知れないけど。)
SS 1/2秒 f/6.7 ISO-800 700mm 露出補正-0.3
後から確認して、我ながら、おぉ!!、となりましたよ。
皆既中とはいえ、影が真ん中ではないのか左側が明るくなってます。赤銅色ではなくブルーが入ります。
その影響なのか何なのか判りませんが、ちゃんと写っていた天王星が、綺麗なブルーだったのには本当にびっくりしました。
地球のように水があるのかしら、と思うほど。
月に隠れる瞬間を撮りたかったのですが、移動する月をファインダーに導入する間にその瞬間は過ぎてしまいました。
皆既終了して部分食になると写真は難しくなる(というより、明暗の差がありすぎて後の編集で合成のテクニックが要るのでしょうね。今の私では手が出ない…。)ので撮るのはやめましたが、その後も夕食の時間を忘れて双眼鏡片手に空を見上げていたのでした。
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