どうやってもピントの歩留まりが悪い。
すべてが疑心暗鬼ですよ。
悪いのはカメラか?レンズか?組み方か?腕か?
望遠鏡のことを調べてると、光軸のズレ、っていうのが出てくる。特に星撮では周辺像が流れる、といってその調整に気を遣っているみたい。
そういえば、私のBORGセットには可動部分が多い気がする。ミニミニドローチューブやヘリコイド。
ドローチューブは強く締めれば動かなくはなる。光軸のズレがあるのかどうかは私にまったくわからないけれど。
問題はヘリコイド。
メーカーホームページの説明では、「基本的にヘリコイドのガタはありません」と書いてあった(ような記憶がある…)。
ちょっとまって、持っているL II と L III の二つヘリコイド、どちらも少し「カクッ」って動く気がする。
レンズ付けてカメラ付けてヘリコイド動かすと、なんとなく、特に前後の終点で「カクッ」と鏡筒にほんの少し角度が付くような気がするんだよね。
もしそのガタによって鏡筒全体がずれる(?)のであれば、上向き下向きでレンズ自重によるたわみ方が違って画像の出来上がりに差が出るのかも知れない。
そういえば2階のベランダから下の方を狙うときに上手くいかないことが多いような。
ガタが出た場合の対処方法も見つけたけど、古いタイプの対処法だけで、持っている二つの対処は基本メーカー送りっぽい。
新品じゃ無いからかなぁ、と高性能なガタの無い新品ヘリコイドが欲しくなってくる。
mini-BORG最新のヘリコイドは「M57ヘリコイドDXII」
当然良いお値段しますねぇ。でもかなり高性能らしい。
一方で伸縮量は17mm。
無限遠が出る状態で、ヘリコイドを最大伸ばしてせめて5~6mまで狙うためには、少ないのではないかと思う。
ミニミニドローチューブというパーツも持っていてそれは38mmも長さを伸縮できるのだけれど、迷彩アームカバーをかぶせてしまったのでなかなか操作はしにくい。
仮にカバーが無くとも、慣れていないからとっさに正確な量を延び縮みさせるのは難しい。
また、ドローチューブの可動部ガタをなくそうとするとそこそこネジを締め込まなくてはいけないし、軽量化のために出来ればミニミニドローチューブは使いたくないくらい。
あるいは伸縮量を稼ぐためにダブルヘリコイドなる技もあるらしい。2連結。
なるほど、と思うけど、重くなるし。フットワーク重視の軽量化システム方向性からすると逆行するのでDXIIダブルの方向性は考えないでおく。
なにより一つでも買うの躊躇するのに二つ同時は無理ですよ。
ああ、どれも一筋縄ではいかないんです。
うーん。お財布と相談しなければならないし、簡単な話では無くしっかり検討すべきことがらばかりです。
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