Posted in いろいろ, しらせる on 6月 5th, 2011 by NGO – Be the first to comment
講演会告知
原文はここ
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2010/10/22
講演会
の紹介。(正確には2度目…)
「音楽は社会をつくる ~ ベネズエラの音楽教育システム”エル・システマ”」
”奇跡”はなぜ起きたのか?また音楽が社会に与えるものとは?日本に”エルシステマ”を紹介したその第一人者である佐藤正治氏による映像を交えたレクチャーです。
[日 時] 2010年11月6日(土)13:30開場 14:00開講 (約120分)
[会 場] 長久手文化の家 光のホール
[講 師] 佐藤正治(日本・ベネズエラ音楽交流支援委員会事務局長・梶本音楽事務所顧問)
[入場料] 無料/要予約(定員100名/定員になり次第終了)
[受 付] 9月4日(土)より長久手文化の家窓口および電話にて予約受付
チラシより抜萃
まだ、受講者定員まで余裕があるようです。
文化の家に問い合わせみてください。もしくは私にご連絡いただいたら取り次ぎます。
音楽関係者や教育関係者の方々、如何ですか?
(エル・システマ関連の書き込みが続いちゃってる。 ま、いいか。)
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Posted in いろいろ, しらせる on 6月 5th, 2011 by NGO – Be the first to comment
動画から抜き出した若いグスターボ・ドゥダメルの言葉など。
原文はここ
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2010/10/21
録画を
手に入れた。
色々資料を探していたらご厚意でいただけたのだ。
NHK BS-2
クラッシックドキュメンタリー
オーケストラは人をつくる
~ベネズエラのユース・オーケストラ~
その中、後半でグスターボ・ドゥダメルが、子ども達のオーケストラを指導する場面がある。
ドキュメンタリーだが2005制作のようなので、デュダメルもまだ若く学生、って感じだ。
時間は相対的なものだ
どういうことか わかる?
ストラヴィンスキーは時間は空間にあると言った
プレーヤーは演奏するとき自分が生きる瞬間の中でテンポをつかむ
ただ指揮棒を振ったってだめだ
正体はわからないがそこに存在する
それが音楽の魔法
(画面の字幕より)
ほとんど小学生くらいの子ども達相手に、しかも鄙びた村にあるせいぜい屋根の付いた集会所みたいな練習所で、にこにこしながら熱心にこんな事を語っている。
解るのかしら?
そのすぐ次でドゥダメルは「みれどれみそらーそー」のフレーズを、つまらないのとそうでないので歌い分ける。
そして、覆い被さるように聞こえてくる子どもオケの「ミレドレミソラーソー」が聞こえた途端、涙が頬を伝いこぼれ、そこに厳然とこの上なく素晴らしい音楽が存在すると確信する。
ちゃんと解っているんだ。
子ども達の拙い演奏から「何か」がひしひしと伝わるのだ。
しかし「何か」は解らない。(ドゥダメルは ”正体はわからないがそこに存在する 音楽の魔法” というが…)
その「何か解らない物」が、見えない私の心の核心を直撃し、とまどうばかりだ。
…私に何が出来るか。
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Posted in いろいろ, しらせる on 6月 5th, 2011 by NGO – Be the first to comment
エルシステマとは何か調べていって感じたことを書いている。
原文はここ
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2010/10/18 22:25
エルシステマについて
始めて知ったのはこの時。
自分のアンテナ感度が悪いんだよな。もっと前から知っていたら別の展開が出来たかも知れないのに。
でも、それは言ってもしょうがない。
出逢うべき物は出逢うべき時にこそ出逢うのだ、と、それがこの時だったのだ、と無理矢理納得させる。
その後いろいろエルシステマについて調べた。毎日本を読み、ネットを漁り、DVDを観た。
知れば知るほど、ずっと以前から考えていた事がエルシステマにあった、ということがわかって来る。
嬉しさと悲しさが入り乱れて複雑だ。
嬉しさは、今まで考えていたことが決して間違ってはいなかったと検証ができたように思えること。そして今までのことがすべてそこに向けて収束していくのではないか、という期待。
が、しかし。
ネットをさまようと、シモンボリバルユースオーケストラとドゥダメルの演奏について「のだめみたいでおもしろーい」と沢山の人が喜び賞賛の声を上げているのを良く見る。
でも、なぜウェストサイドのマンボや、ヒナステラのエスタンシアであんな演奏が出来るのか(あんな行儀の悪い演奏をしたいのか…、ロスフィルの音楽監督になったドゥダメルがそれを許すか…)その奥深い背景まで見通そうとしている人は少ないように思う。
また、無償で楽器を貸与しレッスン代も要らない音楽教育システムに感嘆の声を上げているサイトも沢山ある。
しかし、日本にはそんな無償楽器貸与システムはもっともっと以前から脈々と有るのだ。
ガッコウのスイソウガクブは、たいてい(特にはじめ)はガッコウの楽器を使う。楽器買わなきゃできない、ってことはあまり無い。経費も全くかからないわけではないがある程度はガッコウが面倒見てくれてる(はず)だ。
日本の不要楽器を大量にピースボートでベネズエラへ送っている(らしい)のに。
それでも楽器が足りないから「ペーパーオーケストラ」なるものを工夫して補っているのに。
なんとなく派手に見えるところだけをつまみ食いして「へぇーおもしろそうじゃん」と言い、なんやら羨ましいようなことを知ると、短絡的に「あっちは良いなぁ」と言う。
まだまだ情報が少ないからだろうとは思うけれど、テレビスタジオからのワイドショー的に上っ面の個人感想をもっともらしく流しても、あまりリアリティが無い。
先述した悲しさはそこにあり、さらには、ベネズエラでできることが日本ではできない(少なくとも今まではできていなかった)ことがもっと悲しい。
見るべき視点はそこだと思う。
あるサイト(実際ベネズエラに赴き視察してきた学生さんのページ:この行動力は脱帽です…)で見付けたエルシステマ成功への条件三つ。
・目的がはっきりしていること
・仕組みがしっかり確立していること
・その活動にある程度多くの時間を割いていること(たとえば一日4・5時間で週に複数回。子供にとってそれが日々のmain activityになることが大事)
この三つが子どもの心を変えるために必要であると。
日本の場合、「音楽」という文脈の中で上記3つの条件は揃っているだろうか。
揃えることのできるシステム構築は可能なのだろうか。
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Posted in いろいろ, しらせる on 6月 5th, 2011 by NGO – Be the first to comment
まず、別のあるブログから過去の記事を抜き出していくことにした。
原文はここ
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2010/09/4
音楽の楽しみ
うん。すごい。
とんでもなくすごい。
なにがって?
とにかくまずはこれを見てください。(YouTube)
そして、このリンクのページにあるいくつかの大切なキーワード(シモン・ボリバルやグスターヴォ・デュダメルなど)で検索してみてください。
これは「エル・システマ」というベネズエラ国を挙げての奇蹟らしい。
この演奏は、形だけ真似しても決して実現はしないだろう。
音楽の一番の根っこのところから是非目指したい。
2010年12月18日、我が町の長久手文化の家で、このオケメンバーの金管5重奏コンサートをやる。
そして「エル・システマ」についてのレクチャーが11月6日に同会館である。
いずれもとても楽しみだ。
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