ますます

苦しくなり、そこここから見たくないハガキが届くようになる。それを見る度に気が遠くなる。
本来やりたいことをすべき時に最大限動けるのようにするため、定職を探すことも一時しのぎの稼ぎに出ることもせずにいたらそうなるのは必須。

片方ではN-systema実現のために盛り上がっている。
夜な夜な集まり音楽の夢を語り教育の理想を論ずる。

そんな中から少しずつ攻め口は見えてきた。
まずは小学生を集めて金管バンド講座をやる方向。
しかし、楽器整備をする予算など無いし、一つの小屋(音楽ホール)に最初から沢山人を集められないだろう。
小学校の金管バンドとタッグを組めないかという発想が生まれるが、もちろんそこは一筋縄ではいくまい。警戒されて排除されて終わるだろう。
そうならないよう、とにかくとっかかりを作る為に我々が図々しく地元の小学校へ乗り込んでしまおう、という企画をした。いわゆる出前指導だ。
教育委員会に話をつけ、校長会を通し、現場のヒアリングをし、なんとか実現にこぎ着けそうになってきた。たぶん現場は指導で困っているのだ。来てくれるのだったら拒まない、という雰囲気。

地元自治体の小学校は全6校。そのうち部活動で金管バンドがあるのは5校。その5校とも出前指導の受け入れ体制を作ってくださった。
ようやく次年度から動き出しそうな気配。予算理由から1校あたり年間6回ではあるが、「有る」と「無い」では全く違う。

企画してから目処が立つまで数ヶ月。行政の動きにしては最速なのかも知れない。
企画側の協力体制は素晴らしかった。

問題はそれだけでは生活が成り立たないこと。
最重要かつ緊急な問題だ。

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