8月
22
眼鏡が

壊れた。

昨日の本番前レンズを拭いていたら、何かがポロッ と。
よく見ると、片方の鼻あてが根本から無い。

ネジが外れたか、と思ったんだけどよく見たら折れている。
今まで一度もその兆候はなかったから金属疲労ではなく、蝋付けが取れたのでもなく、気が付かないうちに腐食が進み一気に折れた様子。
これは私の持っている技では復活不可能だな。

「夏祭りだからラフな格好でお願いします。」なので、普段使いしか持っていなくて(いつもは本番用眼鏡を使うんだけど…)、みんなの顔が見えないと困るから、
「あやしい〜」
「けど、まだ明るいから、アリですよ〜」
などと言われながらラフついでにサングラスで本番決行。(屋外だったからね)
ほとんどのメンバーはその事を知らず、私の登場時にみんなびっくり。笑ってた。
 

案外気に入っていた眼鏡だから、すこし残念。

8月
19
どうやら

世の中が一番暑い最中、快適に過ごす事が出来たようだ。
うっしっし。

爽やかな風が木立を通り過ぎていく中、小鳥のさえずりに聞き耳を立て、満天の星空を仰ぎ、何故かまた今年も甘いトウモロコシをもらい、温泉につかり、美味いものを喰らう。

テン場は全く混んでなく、6〜7組ほど。
子連れのファミリーは2組だけ。それも自然の中で元気に遊ぶとっても微笑ましい子供達。
他はバイクツーリングなどの単身(早朝出立)とか、全くの山岳テントの二人連れとか。
あ、フルコンのキャンピングカーが1台いたな。(電源サイトって有ったっけ?)
滞在型の人たちも手慣れていて穏やかでストレスは微塵も感じない。
 

お盆の土日は土砂降りだったそうだが、それでも満タンだったらしい。
「ここのお客さんは常連が多いから雨なんか関係ないんだわ。」
「今日からはきっと天気が良いよ。良い時に来た。人も少ないし。」

帰り道は自宅に近づくにつれ次第に暑くなってだんだん現実に戻る、というパターンではなく、ふもとの木曽福島に下りたとたん、酷暑の現実に引き戻される。
権兵衛峠をトンネルを抜けた伊奈谷では既に35度を越えていた。
どうなってんだ?体壊れちゃうよ。

帰宅し、昨晩はスズムシを聞いた。
今朝はツクツクボウシを聞いた。
今は遠雷をバックに涼しくはないが暑くもない風を感じている。
ひとまず酷暑のピークは回避したかも。

秋刀魚が捕れないとのニュースを聞きながら、それでも夏は過ぎていくんだ、と妙に感心しながら。
人間の都合が季節を巡らせるのではなく。

8月
15
玄関のきわで

太ったエンマコオロギを見た。
今日の昼間。

そういえば、日が落ちたらもうコオロギは鳴いている。
いつからだろうか?
午前中はクマゼミが、午後はアブラゼミがうるさくて、まだまだ暑くてうっとうしいのに。
(ツクツクボウシはまだ聞かない。)

いつのまにやら秋がそこまで近づいている気配。
お盆も過ぎたし。

8月
15
予定通り

明日から行方不明決行。
予定通りとはいっても、予定はほとんど無いようなもの。
何するかも未定。 (…だからフル装備)
いつまでかも未定。 (…週末に一つ本番あるからそれまでだけどね)

近場で涼しいところが良いので、いつものように例の場所(標高1200m付近)で徘徊するのだろうとは思う。

お盆を過ぎて落ち着いていると良いなあ。
あそこは(その回りも)必要最小限の設備しかなくて本当に自然が好きな人じゃないとつまらない所だろうから、大丈夫とは思うけれど。
人が多いのは勘弁ね。特に不作法なのは。

天気が気になるところ。
霊峰のご機嫌は如何かな。
 

早めに荷物を積んで朝早く出られるようにしておこう。

8月
09
悔しい思い

詳細な結果を知り、心から悔しい思いをしているのだろう、と。
七番目だったんだね。

あともう少し、一歩ではなく半歩、いやほんの四分の一歩くらいの差だったのだろうと思う。
見方が変わればどうにでも変わってしまう差だ。

しかし結果は結果だからしょうがない。甘んじて受け入れるしかない。
悔しい思いを次への飛躍の糧にして下さい。
 

さて、随分久しぶりにこの辺りのレベルに身を置いた。
思うこと考えること色々とあるが、その種の最大の収穫は、感覚として全くの射程内であるということの再確認だった。
さらに続く道筋についても大きく外れることはないだろう。
鈍っていなかった。いやむしろ随分研ぎ澄まされているようだ。
私の想定よりも実際の方が甘めだったから。

もう一つの収穫は、表現を音楽言語として(日本語に翻訳してではなく)ダイレクトに捉えていくという方法論の強化である。いわば音楽表現言語のネイティブ化という考え方。
もっと考察を深める価値はありそうだ。

8月
08
もう一つ

上にあがるようだ。
ただ、全く同じにではなく少し条件が厳しくなるけれど。

うん、今までのMAXだったと思う。
音楽の流れは淀みなく。
しかも、目一杯積極的に唯一の極みを目指したものだったと思う。

何がすごいかって、とにかく伸び率だ。
そして、まだまだ限界ではないと思う。
今日はMAXでも明日はそれよりさらに大きく。

次、もっともっと楽しんで欲しい。
アンサンブルで楽しむことの本質をもっともっと知って欲しい。

心からおめでとう!

8月
07
花火が鳴ると

胸がきゅーっとする。
大きな打ち上げでも、小さなロケット花火でも。

鳴った瞬間、
「大変ですぅ!」
と情けない顔して部屋の隅の暗いところでガタガタ震えるハズなのに、そいつがいないから。
鳴った瞬間「あ、大丈夫か?」と思うのとほぼ同時に「あ、もういないんだ」と再確認する。
その度にきゅーっとする。

苦しくて寝られないときの顔とか。
もう、最後の嘔吐する直前の、すがるような、甘えるような澄んだ眼差しとか。
最後の一息を深く吸い、ゆっくりゆっくり吐いてそのまま止まったときのこととか。
音が聞こえる度にそんな光景が頭をよぎる。

まだしばらく花火の季節は続くから、きゅーっとするのも続くのだろう。
ま、その度に思いを深めて、少々の胸のきしみは耐えよう。

8月
05
役割について

少し迷っていた。

昨日、音楽を創ろうか悩みながら午前の練習をこなした。
さしあたってのいくつかの技術的課題を解決し、次に備えるための考え方や解決方法を伝えた。

そして、相談し方向性が定まった。
欲が出たか、覚悟が決まったか。
即座にそれが一番だと思った。

そう、私のバンドではないだ。
表現に手を加えなくて良かった。
道具に徹する事。

本日午後、その練習。
これなら大丈夫、と感じる。
もっともっと欲出して、我が儘になって、突き進んで欲しい。
ちゃんと本質を踏まえていると思うから。

8月
03
次に

駒を進めたようだ。
おめでとう。

さらなる次を抜けるには一筋縄ではいくまい。
なにしろ百戦錬磨が相手だ。
「こなした」だけでは難しい。
華が要る。
圧倒する何かが要る。

期間は4日ほど。
珍しく詳細な分析をして作戦を立ててみる気になった。