さて。
自分たちTSWの事。先日の本番はどうだったか。
演奏の出来は?
舞台のお手伝いはこなせたか?
長久手まで行った成果はあったか?
一生懸命動こうとしていることは良く判ったよ。
「とっても助かりました」ってお礼の言葉沢山頂いたしね。
客席から見えていた部分でも「良く動いていたんじゃない?」との感想頂いたし。
でもな、欲は出る。
やらなきゃいけないから、ではなく、自然に動ける、とか。
逆に必要の無いときには邪魔にならないようにうろちょろしないとか。
ま、そういったことは経験を重ねたからこその「自信」が必要なのかも。
また、そういったことが出来るゾ、といったような密かな「誇り」とか。
さらにもう一段階上を目指そう。
演奏は?
あのリハでは全くダメだ。それぞれが自ら持っている緊張感の質が悪いんだな、きっと。
だから、大切なところで信じられないケアレスミスをする。
実はどう考えてもそれが理解不能だ。
なんで? この期に及んでそれ?
だから、しなくても良いダメ出しが雪だるま式に増える。そんなのは全て無駄な練習。
当然ストレスも激増する。疲れる。
本番はそれなりに(いつものように小さな事故はあるものの)TSWの音楽は出来たように思う。その時の条件の中で出来得ることはやった、と感じる演奏にはなった。
しかし!
本番がなんとか出来たからいいじゃん、ではダメ。
もちろん観客は結果オーライだろうと何だろうとそれしか聴かないわけだからそれでもかまわない。
しかしそれではTSWとして何も進歩しないじゃないか。
さらに高度な課題が次々と繰り出され、それをガンガン乗り越えていきたいのに、いつも同じところで足踏みする愚行はそろそろ終了したい。
ポイントは自信と誇りだ。
自信と誇りをたくさん持つような練習を日頃から積み上げなければならない。
辛抱・我慢し、必ず出来るようになる事を信じて、気の遠くなるような日々の練習を積み上げて、ようやくそれが自信に繋がってくる。そして「出来るんだ」という誇りが漲ってくる。
自信がつくと余裕が生まれる。その余裕があって初めて音楽の楽しみを感じることが出来る。そしてその楽しみが誇りになる。
そこまでやりきらなければ音楽なんてやる意味がない。
自信と誇り。次のステージだ。