5月
11
油揚

しばらく前、作手の道の駅(手作り村)で油揚を買った。
10枚入りで¥1000くらいだった記憶する。高い!と思ったけど、よく考えたら1枚¥100。ま、そんなものかも知れない、と思い直した。

家に帰って食べた。びっくりした。
「油揚ってこんな食べ物だったんだ!」と、油揚に対する考えが変わってしまうほど衝撃的だった。
美味い。なんと言っても香ばしい。

美味そうな油揚げを食べるとき、いつもは焼いてショウガ醤油などで食するが、ショウガなんか要らない。醤油も要らない。
うちの醤油は以前ここで紹介したもので、素晴らしいパワーを持っている醤油だが、その油揚はそれを拒む。
そのものの持つ絶対的なパワーが他の何も必要としないのだ。

それこそ感動的な油揚だ。

それから、何度行っても入手できない。売り切れ。
この前のGW中も行ってみたが、ダメだった。
「この時間に来たってムリムリ!」と素っ気ない対応だった。

悔しい。
手に入りにくければそれだけ欲しさが倍増する。
再度必ず手に入れたい。
朝早く行くしかないかなぁ。

5月
09
花のてんぷら

至る所ニセアカシアの花が咲いている。
特に東名高速道路の測道付近にはずっと群生している。
この花は天麩羅にして食べると美味いという話を以前から知っていて、いつか試したいと思っていた。
しかしこのシーズンもそう思っているだけで実現せずに花は終わりかけている。

どうせ食すなら一番の旬がよい。また来シーズンに譲ろう。

3月
31
FUJI

美味いものを食べる幸せ。

美味かった。文句なし。
写真も撮ったが、まずは一言だけ。

豆腐も、うるいも、山菜の天麩羅も、何もかも色々美味かったけど。
蕎麦が美味かった。

楽しい会話と美味い料理。これが極上の贅沢というものだよ。

3月
09
熊野詣で その四

先の瀞ホテルで始めて食したものがある。20年前の話。
三宝柑。
泊まったときのデザートに出た。酸味は強め。甘さは主張しすぎず、むしろ頼りなく、しかし、香りが良かった。
その時「このあたりでしか採れないんですよ」と教えていただいた。

その数年後、なぜか木曽川上流へ釣りに行く途中、恵那か中津川か、国道19号沿いでトラックから直売りしている三宝柑を見つけた時以外、中々手に入れることが出来なかった。幻だった。

 昨年末、紀州ミカンを買いに尾鷲まで来たときにもなかった。
 が、しかし!今回見つけたのだ。
三宝柑

とてもさわやかだ。今回もデコポンとか他のポンカン系のみかんとか色々買ってみたけど、やはり三宝柑は秀逸だ。オレンジとかネーブルのようなむせるような甘さとは正反対の、なにかとても日本風でさわやか、控えめだけど忘れることのできない上品さがある。それを越えるのはきっと文旦くらいだろうな。

 今まで三宝柑はなかなか出逢えなかったから、まず見つけた尾鷲の先回のお店で確保し、その後新宮のジャ○コでもあることを確認し、充分買い足した。
今回はたまたま時期が良かったのだろう。幸運だった。

今、我が家は柑橘系で一杯。
食べきれなかったらミックスオレンジマーマレードでも作ろうということになっている。

持病のことは、少しの間、横に置いておこう…。

3月
09
熊野詣で その参

その日のお昼ごはん
めはりずしの箱
 
 
 

私が一番最初に和歌山に来たのはもう20年ぐらい前になるか。
奈良県と三重県と和歌山県の三県の境にある瀞峡(どろきょう)というところにある瀞(どろ)ホテルに泊まったことがある。なかなか風情のある木造の建物だった。
ここここなどを参考に…。(でも今は休業中のようです。)
 
 
 
 

その時に食べたのがこれ。
めはりずしのなかみ
 めはりずし。今回もそうしてみた。わざわざ店の看板を探し、地図を確認する。走ってみたが迷った。それではナビ様のお出まし。なんてことはない、すぐ見つかった。
 お店でも食べること出来るけれど、テイクアウトをお願いする。待つこと15分くらい。
 高菜の漬け物でくるんだおにぎりと言えばよいか。大きすぎて目を見張るくらい大きな口を開けないと食べられないからめはりずし。これはそこまで大きくはない。
 うーん。20年前と味が変わっていたような気がする。醤油が強い。
 他のものでは鰹節がまぶしてあったり、でいろいろバリエーションがあることをこの20年で知ってしまったからかな。

 我が家でも自家製を作ろう、バリエーションを増やそうと、高菜の漬け物をスーパーで買うことにして、実際には道の駅で購入した。九州の高菜漬け使ってもおもしろいかも知れない。

1月
17
天然酵母

例の胃腸風邪で寝込んでいるときに、あるパン屋さんのテレビ特集があった。
是非、選りすぐりの材料のみを使い天然酵母・炭焼き石窯で焼き上げたあのパンを食べたいという。
どうも愛知県内らしいのだが、初めを見損ねたので何処にあるか分からずじまいだった。番組の最後の方で最近出店した支店を紹介し、それは名古屋市の緑区と豊田市内にあるという。
「なんだ、そこそこ近いじゃないか。そのうちに探し当てて行ってみようか…。」と思い、「本店はどこか判らなかったから…」と言いかけたら「幸田町にあるんだよ」と。

えっ!?
幸田は、数年前からジュニアバンド(文化振興協会の企画で地元の中学生と高校生が集まるバンドだ)の指導でお世話になっている。
しかも、すぐ次の土曜日に久しぶりに練習に行くことになっている。

これは、行くっきゃないね。ということで練習終了後に「幸田の有名なパン屋知ってる?」って文振協の方に尋ねてみる。「ええ、すぐそこですよ。行けばすぐ判ります。」

それはいくつかの建物が連なって畑の中にあった。しかしどの建物でパン売っているのか判らない。パン教室やらなんやらあちこちで賑わしい。
しばらく駐車場で様子見し、人の出入りをみて当たりを付け、いざ入店。
「あ、しまった!」
もうほとんど何もない。そりゃそうだ。テレビに出るような話題のお店に夕方行っても残っている訳ないよな。かろうじて1斤だけ残っていた「店長おすすめ食パン」を買う。¥750。良いお値段してます。が、美味そう。
あとは小倉トーストサンドを買ってみた(というよりそれしか残っていなかった)。
「ポイントカードはお持ちですか?」「いいえ」「お作りしますか?」
思わず「お願いします」って言っちゃった。
また次の練習の時も来る事になるのだろうな。

いうまでもなくパンは美味かった。

1月
03
血糖値が!

上がりっぱなし。

そりゃ、食べたいだけ食べてるもんな。
正月ぐらい食べたい!許せ!  と自分で勝手に決め込んでるのだけれど、血糖値計って実際に数字を見ると「うっ!マズイぞ」と。

まだまだ、食べたいものは続く。食べたい状況は続く。そして葛藤も続く。

12月
30
晦日

いよいよ明日大晦日。
今日は日頃出来なかった掃除をたくさん。
洗車して、仕事部屋も片付けて、と欲張っていたが、昨晩から不調だったこのBLOGのメンテナンスが結局朝までかかってしまったので寝坊してしまい、断念した。

午後セロリの散歩中、雪が降ってきた。しかもボタ雪ではなく、直径5mmくらいの丸い奴。すぐにやんだけどね。同じ愛知県だけど勤務地との天候の差は著しい。
 

夜は友人夫妻と石狩鍋。火の通ったイクラの食感は初めてだったが、なんやらおもしろかった。
その後餅つき。残念ながら臼と杵ではなく、以前オークションで手に入れた餅つき器がゴロゴロやってくれる。
普通の伸し餅と、餅米とうるち米が半々のたがね餅をついた。合計四升。
たがね餅は三重県の風土らしい。なかなかこのあたりでは聞かないようだ。
友人が好きなのでこのところ毎年ついている。うるち米のプツプツと、餅なのにあまり粘らない感じが私もきらいではない。

しばらくするとTVで「イカ天」の特集をやっていた。
おおぉっっっっ!懐かしい!
平成元年〜二年のことなのでもうずいぶん前だよ。そういえば毎週「明日の練習にひびくなぁ」と思いながら深夜の放送を見ていたよ。出演したバンドは案外覚えているものだ。「ああ、知ってる、覚えてる」ってなる。

改めて聞くと、今も鮮明に記憶に残っているバンドは上手い。格段に上手い。
素人でもこれだけのことが出来るんだね。
 

さあ、明日一日で今年は終わる。2007年の締めくくりは何をやろうか?

12月
29
醤油

いつからか我が家で使う醤油は決まっている。

最初は頂き物だったように記憶する。
かつて蕎麦つゆにこだわっていたことがあって、片っ端からいろんな醤油を試していた。
甘ったるいのが苦手で、しゃきっとして、しかもトゲトゲしない醤油が欲しかった。
スーパーの特売品なんか1升¥298だったりであるけれど、残念ながらやっぱり特売の味なんだな。
逆に値段ははるけれどそこそこの醤油もある。とはいっても高価な醤油って高いのは本当に高いんだよね。確かにおいしいんだけれど、その値段でこれかぁ?って思うと普段使いにする気にはなかなかなれなかった。
角屋醤油
そんなときに現れたのがこれ。

伊勢市(もちろん三重県)にある角屋。
頂いてすぐさま味見し、この醤油の力を試してみたくて刺身、煮物、蕎麦つゆ、甘露煮など、いろいろなものに使ってみた。
うーん、これならいけるよ。濃いめ。コクがあり、しかし攻撃的でない。我が家の好みに合っていたんだな。
 

しかもHPに行くと判るけれど、【角屋特製醤油】鶴 720ml 300円(税込) 。決して高価ではない。庶民的。

一見さんには売ってくれないかも、と聞いていたけれど、伊勢まで出向き店を探し当て、「醤油ください」ってお願いしたらごく普通に店の奥から出してきてくれた。一応紹介者の名前を出しながら世間話をして、ついでに二軒茶屋餅も買った。

それ以来醤油は伊勢角屋の特製醤油「鶴」。
最近は1升瓶6本入りのケースで買ってくる。 
ネット通販もやってるみたいだけど、そんなに遠方でもないし残り少なくなると、ドライブがてら醤油を買いに伊勢まで走る。

先ほど確認したらまだ2本残っていた。今年はまだ大丈夫だね。暮れ正月やおせちに大活躍だ。

12月
27
首里味噌

〜〜沖縄修旅でGET! 食材シリーズ9〜〜

様々な地方に行って、その土地ならではの食べ物を探すのが習慣である。

それを探す一番の場所が市場。その次がスーパーマーケット。それも○スコやヨー○ドーのような大手ではなく、マイナーな、しかしにぎわっているスーパーがベスト。豊川でいうとサン○ネみたいなやつ。

それで、決まってまず最初に行くのが味噌売り場。地場の良さそうな味噌を必ず探す。
日本の誇る八丁味噌文化圏の私たちにとってそれを超える味噌はなかなか見つからないけれど。
そう言えば、沖縄の味噌、ってあまりきかないなぁ。

今回「サンエー」というスーパーに寄った。大規模店だ。長久手のア○タより大きい。
味噌、味噌、と思いながら食品売り場をカート引いてうろつく。
見つけた。
首里味噌
 

「首里味噌」

割と濃い色をしているので熟成は進んでいると思われる。
 

気になっているがまだ食していない。まずは近々味噌汁になって登場するだろう。