8月11日に新しい体制に移行するための発表をした。
世代交代だ。
以前も書いたが昨年に比べ今年は格段に早い時期だ。
(いや、昨年が異常に遅かったのかも知れない。)
様々な思いがある。痛い思い、辛い思い、にがい思い、悲しい思い、苦しい思い…。(嬉しい・楽しい思いは少ない…。)
残念ながら私には、自身の溜まりに溜まった思いの吐き出し先はなかった。
新しい活動が故に、文字通り私の前に道はないのだ。
かろうじてその思いを共有してくれる人と、私がくじけそうになった時にパワーを分けてくれる人が少数いただけ。
それでもなんとかここまでやってきた。新しく始めて3年目の、しかもNGO指向のバンドとしては良くやってくれていると思う。
様々な人がいた。
今まで私が出逢ったことのない人たちがたくさんいた。
私がそれらの人たちをきちんと理解できずにいた。
そして、私自身の役割を認識してもらい、それぞれの立場を理解してお互いに補い合って進む体制がなかなか組めなかった。
だから、ある意味、強引な力業で進めてきた。随分負担をかけてきたと思う。
これで良いのか? もっとほかに良い方法はないのか? 常に自問自答しながら。
今私の持てる最大限の力を発揮しようとした。もしこれでダメならば私の力の無さ以外に原因は無い。
TSWを前に進めようとする時、先に進もうとするもの、そのままでいようとするもの、両者とも大きなストレスがかかる。何をするにも負担が正負両方にかかっていくのだ。いや負のエネルギーの方が大きかったな。
何かある度に「一体俺は何をやっているんだか…!!」と混乱したよ。前に進みたいだけなのになぁ、と。
単純にシンプルに楽器の練習をし、上達し、音楽をしたい。
もちろん、それをするための条件も整えなければいけないが、出来ればその条件はTSWに所属すると(…それ以前から)自然に身についていて欲しい。
それが代々引き継がれていく伝統なのだと思う。3年目でだいぶ積み上がったか?
この先、新たに積み上げなくてはならない。確実に!
その為に早めに体制を変えたのだ。
バトンを渡す人も、渡される人も、同様に先に進もう!人任せではなく!!