カテゴリー: WIND MESSAGE
新入生獲得作戦が始まった。
今後の活動展開に大きく影響する。
もう既に入部を決め活動を共にしている新入生が13名。
吹奏楽初心者で構わないので、少なくとも同じ数くらい欲しいなぁ。できれば合計30人新入部員がいると良いなぁ!
確かに、練習量は多いし、休みは少ないし、要求されることはたくさんあって、しかも決して簡単なことではないから、どうしても敬遠されてしまいがちだよ。
でも、高校生という時期にTSWのような活動をやりきったら、とてつもない力になるんだ。
人と人が本気でぶつかり合い、大勢が力を合わせて一つのものを作り上げる。
言われたことをただこなすだけでなく、自分の力で考えやり遂げる。
失敗も成功もどんどん積み重ね、奥の深い考えや行動を身につける。
それがどんなに大切なことか、そういったことをどうやって新入生に伝えようか?
もちろん、ただ「楽器が出来て楽しいよ!」だけでもたくさん集まれば構わないのだけれど。
きっかけなんかどうだって良い、っていえばそうなんだけど。
でも。
出来るだけ本気なメンバーを集めたいよな。
新しい風を吹かせたいよな。
現勢力で今までの力を固め、新勢力に新鮮な力を出してもらいたいよな。
あと数日で2008年度新生TSWが始まる。
さらに大飛躍をする。必ず。
TSWでは人は確実に育つ。しかし、肝心の人がいなかったら育てようがない。
信じること。信じられること。愚直なまでに。
自信を持って欲しいと思う。
出来るのに!
随分伸びているのに!
そりゃ、ダメなところもまだまだたくさんあるよ。でも、同じくらい素晴らしいところもあるんだ。
少しずつ気が付いているはずなんだけど。
半信半疑どころかまったく信じようとしていないようにさえ見える。
一度に全ては解決しない。それはどうしようもない。しかし一つ一つ着実に進んでいるのだ。その一つ一つを大切にして次につなげていけばやがてとてつもなく大きな力になっていくのに。
個々の点がお互いに関連し合い、大きな流れを持つ一本の線になるのに。
もっと自分の力を信じて欲しいなぁ。
どうやったら実感を持つことが出来るのか。
決して、人と比べてではないのだ。
何故、そんなに自分を茶化す?
何故、そんなに自分を誤魔化す?
何故、そんなに自分を苦しめる?
自信を持とう!
自分のやり方に自信など無い。
経験的にやった方が良いと思うこと、やらない方が良いと思うこと、くらいの区別がある程度。
話をすると長くなる。冗長だ。
さらに説明は下手。訳の判らないたとえ話しか出てこない。
それでも私の話を真剣に聞いてくれて、さらにもっと聞いていたいと思ってくれる。
私の指示を一生懸命こなそうとし、実際に一つ一つではあるが確実に出来るようになっていく。
今までそんなこと考えもつかなかっただろうけれど、積極的に何かをやろうとある一線を越え始めた。
私は、今まで私の持てるエネルギーを最大限解放してきた。
時にはそれも枯渇しかけたが、何とか補充され今また臨界で解放中である。
するとどうだ。育ってくる。確実に成長しているではないか。
私のやり方は決して効果的な素晴らしい手法ではないけれど、それでもエネルギーをかけ続けると、その分確実に育つのだ。
命を賭け、生活を賭け、たくさんの犠牲を払いつつ、様々な手法で、集中したエネルギーをTSWに解放し続けてきた。それこそ無意味かと思った時期もあった。
しかし、それでも報われてきているのだ。
育っているのだ、確実に。右腕は強くなった。
本日、長い時間話をして見えてきた。たぶん気が付かれなかったとは思うが、自然に涙がこぼれた。
愛おしくてたまらない。私の宝物達よ。
全てを確信する。素晴らしい。
ありがとう。
TSWの本部の模様替えをした。
自分の机周りもようやく片付いてきた。いや、自分でやっていることは少ないから偉そうなことは言えないが。
みんなが手伝ってくれる。嬉しい限り。でもこれに慣れちゃったらますます自分でやらなくなっちゃうかもなぁ。
今は良いけれど、みんながやってくれなくなった時にきっと困るぞ。
レイアウトは私の発案ではない。根拠が何か良く解らないのだけれど、この配置が良いらしい。
確かに部屋は広く感じるし、自分の席からの眺めは開放的だ。色々見通しはきく。
ま、スタッフのみんなが「これが良いんです」というからそれに従おうと思う。
確かにみんなと話はしやすくなったかも。
また、顔を上げれば行き交う人の表情が良く解る。コミュニケーショ環境向上でみんなとのやりとりが多くなる兆しはあるよ。
さらに環境向上のためにいくつかのプランを。必ず実現するぞ。
殺伐とした世の中のだけど、人のぬくもりが感じられるオアシスにしたい。居心地の良い空間にしたい。
片付いてきたので、幾分余裕が生まれ、やっと個人レッスンを始めた。
ワンポイントレッスンを心がけ、一人あたり5〜10分でと思っているけれど。
楽器の奏法をチェックするだけでなく、色々な話もしたい。
結局、欲張りなんだな。時間がかかってしまうが、それも良しとするか。
今、気持ち作りを第一義としている。是非ともこの雰囲気から次を生み出したいね。
文句なく楽しかった。
久しぶりに全力疾走した。明日からの体が心配になるほどだったけれど、気分爽快だった。
花吹雪の中みんな明るくて元気だぞ。とても良い感じ。
途中、近くに他のグループが来たけれど、何かしら絶対的な優越感があったな。
「へへへ、うちは良いだろ?こんなにみんな楽しんでるぜ!」
「みんな仲良しだぜ!」
「俺の指示で動いてるんじゃないだぜ、TSW部員の自主企画だぜ!!」ってさ。
そうそう、部長と企画者の4人、初めてのやり方にしては上手くいったな。
準備段階では色々あったけけどね。それも経験。教訓を次に生かしてください。
しかし、お世辞抜きで素晴らしい思ったよ。
自慢の集団です。
TSW万歳!!
23歳にしては体が疲れたかな?
でもそんなこと微塵の問題にもならない。
さて、次は…?
一つ一つの事例を挙げて、丁寧に検証してみる。
しかし。
私には昨日の事と今日の事があまりにも結びつかない。
本人にはその流れに意味があるのだろう、と思ってみるのだが。
どうしても私には文脈が見えてこない。
私ではない第3者が関わってくるのだが、その内容ともちぐはぐな感じがする。そのちぐはぐさは第3者にとってもあまり面白くないことだと感じるのだけれど。
何か特別な意図があるのか?と探ってもみる。
しかし、特別な意図があるような根拠を見つけられることも無く。結局はその時々の率直な偽りの無い気持ちなんだろう、と思い直す。
でも、その偽りの無い気持ちの流れがこんなに脈絡無くて良いのか、と要らぬ心配してしまう。
その時々の(支離滅裂な?)感情だけでこの世を渡っているのだろうか。
その瞬間瞬間の反応や反射だけでこの先の自分の生きるべき道を見通すのだろうか。
それでは、あまりにも辛かろうに。
これでは、いつまで経っても「点の集合体」にしか過ぎず、その「点」の集合体がどこかへの志向性を持った連続した「線」になることは難しいのだろうな。
日常の練習が「点」のままで「線」に繋がっていかないことと同義だよな。
どうやったらその意識改革ができるんだろう。
難しい命題だけれど、解を出さなきゃ。
理解すること。
を振り返り。
今まで(私がくるまで)の流れからすると…。
随分飛ばしてきた。
無理もしたんだと思う。
時間に追われ、やるべき事に追われ、気を抜くと怒られ。
付き合わされたTSW諸君は本当に大変だった。
と感じるんだろうな。TSWの諸君だけでなく、近くにいる大人の方々にとっても。
でもね、これが普通なんだ、私にとっては。
流れている時間が違うのかもね。
よく、大学時代に自嘲を込めてこういったものだ。(元々は言われていたのかも知れない)
長久手時間=定刻より1時間遅れ。
では、ここでは?
TSW時間=定刻より○○時間遅れ?
単にその時間分ずれているのではなく、係数aがあって何倍も時間がかかることが多いような。
もちろん、だからといって私の流れている時間が正しいなんてこれっぽっちも思っていない。
ただ、世の中には色んな時間の流れがあるってことを知って欲しい。
井の中の蛙にはなって欲しくないんだな。東三河の田舎にいる限り、何となくそれで良いかもしれないけれど、それではグローバルスタンダードにはならないからね。
なじめずに苦労している場面を良く見かた。けれど、これからももっと時間の流れをはやくしたいと思っている。何とかついてきてね。
TSWから離れた人たちもいる。残念だけど。最終的にはそれも各自の選択だと思う。もちろん、説得はするしみんなも努力した。とはいっても生半可なことやってないから適当にやり過ごすには大変辛いから無理強いは出来ないよな。
教室にいられなくなることも多かった。学校に来れないこともあったよね。人に言えない悩みで苦しんでいる人たちも少なからずいたね。そりゃ、バンドだもの、真剣にやってりゃいろいろ悩むよ。心の一番底のあたりで悩むから傷は深いしね。でも、それが生きる事への積み重ねだと思ってる。
ようやく練習開始したら、今度はすぐNGOに怒鳴られる。昨日できたのになぜ今日もやらないんだ!!ってね。
みんなは「昨日と同じ事やってるつもりです、何が悪い!」って心の中で思いながら嵐が過ぎ去るのを待ってたよな。
また、音出さないと「サボるな!」って怒られ、勇気持って音出すと「それ違う!!!!」って怒鳴られる。
そりゃ、何をしたらいいか解らなくなるだろうよ。
この状態を見てやり過ぎ!って思う人案外多いんだ。辞めるの多すぎってね。保健室入り浸ってカウンセリング受ける人ばっかりでどうなっとるんだ、ってね。また上に書いたような問題が起こると「自分の関係するところでこういう問題が起こると困るんだ」と非難されること多いんだ。悔しいけれど世間はそう思うんだよ。
「すいません!」って思うと同時に、もう少し大らかでいてくださったら、と思う事多かったな。もう少しだけ自分の都合じゃなく本人の身になって信じて待ってくださったら、と思うこと多かったな。
これも地域性なんだろうか。これを崩すのは極めて困難だろうなぁ。
みんなはその中でもがき苦しんできた。にもかかわらず、そこから逃げなかった。素晴らしい。
そしたら、その集大成の定期演奏会ではみんなが至福の幸せを感じている。
何故だろう?
それはね、音楽の力なんだ。まやかしではないものを目指して心の底から信じたら、絶対に裏切らない音楽の力なんだ。
それを知って欲しかったから、飛ばしたし、無理をした。激怒したし、激励した。
それくらいやらないとそこまで行かないんだって事。それくらいやって始めて自分の中に大切な何か残るんだって事。知ること出来たよね。信じてたら言葉では言い表せない素晴らしいものを感じたよね。
そう言ったことを感じ理解し自分のものに出来た1年だったかな、と思う。
苦しかったけれど、得たものは大きかった。私もTSW諸君も。
さて。
2008年度。
あと数日で始まる。
今までの2年間を元に無い知恵を絞っていろいろ試してみた。様々な準備をしてきた。
次の3年目。3年計画の第3章。
周りもいろいろ状況が変化している。良い風が吹きそうな気配もある。
2007年と同様に無理をし飛ばすかも知れない。私自身も無理をするだろう。とはいっても以前よりももう少し楽にもっと先に進める予感がある。なぜなら今までの経験があるから。
もちろん当然私はそこにいる。TEAM NGOスタッフも揃ってそこにいる。(OB、OGもここにいる)
TSW諸君も揃っている。
これ以上の布陣はない。
誰がなんと言おうとTSWは劇的に動き出す。
感動的な活動を展開する。
東三河の片隅にある一私学の田舎吹奏楽部が、日本を代表するバンド、すなわちグローバルスタンダードなバンドへ豹変する。
心から、よろしく。
抱きしめて、頼むぞ。
私の宝物達よ。
私を信じて。
あなた達を信じる事の出来る幸せ。
伝統ある上手いとされるバンドに有って、発展途上のまだまだのバンドに無いもの。
それは「自信」。
特に舞台上で感じるふてぶてしいまでの、また図々しいまでの自信や余裕。
実際に楽器が達者かどうかではなく、達者だと思い込んでいるかどうか、が鍵のようだ。
もちろんこれには危険が伴う。ただのうぬぼれではとんでもないことになりかねない。
これだけのことをやりきった、という充実感から?
誰よりも上達したと言う自負?
あるいは、伝統、およびその伝統の中にいる安心感?
どこからその自信は沸いてくるのか?
自信もしくは余裕は人を一回りも二回りも大きくさせる。
残念ながらTSWにはまだこれがない。
今自分たちがやっていること一つ一つについてまだ迷いがある、ということだろう。
たとえば練習で、ロングトーンや音階で、あるいはどんなときも、これで良いのかどうか実感がもてないまま物事が進んでいる場合が多いようだ。
より良い状態が出来てたにもかかわらずそのイメージが掴めないでいたり、直したことがすぐ元に戻ってしまったり、で堂々巡りをする。
その一つ一つは、実は色々な指示が出され、出来たかどうかチェックされ、ダメが出され、再度試みてOKが出され…、のようにきちんと検証されているにもかかわらず、何故か実感が持てない=自信がもてないのである。
自信を持ってもらおうと随分努力した。励ました。
そうすると出来るんだよ、一度は。
でも、すぐ形状記憶合金のように元に戻ってしまう。出来ていないのに嘘ついて「素晴らしい」といっても意味がないのでダメを出す。するとまたすぐ自信を無くす。「やっぱり私はダメだ…」
どうしてか未だにわからない。
褒めて理解させようとすると一見良いように見えるのだが、どんどんお気楽モードになって全てがテキトーになりすぐ忘れる。
逆に叱って緊張感の中で習得させようとするとその時の反応は悪くないのだが、ただ萎縮するだけになる。
定着しないのだ。
どうやって一度できたことを定着させ大いなる自信につなげるか。
このところずっとの課題である。
TSW諸君、どうしたらよい?
これが解決したらTSWは飛躍的な進化を遂げるはずなのだ。その準備はずっと積み上げてきているのだ。
早くそこに到達したいな。