9月
04
PENTAX-M

広角なレンズが欲しくてsmc PENTAX-M 1:2.8 28mmをオークションで物色していたのだが、人気のあるレンズらしくなかなか手ごろな価格で落札できない。
とりあえず画角の広い物が欲しいだけで高価なレンズは必要ないかも知れない、としばらく様子を見て別の手を考えた。
smc PENTAX-M ZOOM 1:3.5-4.5/28-50mmにターゲットを変更。
で、先日落とせました。¥2200也。
M ZOOM 1:3.5-4.5/28-50mm


まだ数枚しか撮ってないのでよく判らないけれどテレ側のほうが良さそうな感じ。
28-50なので普段使いには都合が良いかも。

ところで、ここにいたるまでにオークションならではの失敗もした。
先駆けてTokina RMC 28? 1:2.8なるレンズ
Tokina RMC 28? 1:2.8


を¥2400で落としたのだが、商品説明とは異なり、傷ありカビありおまけに(ペンタックスKと明記されていたのに!)Nikonマウントだった。さらに返品などの協議中にぷっつりと連絡が途絶えてしまった。
商品の状態よりも逃げちゃった事が大変不快だな。
どうしようか考え中なんだけれど、まあ、いろいろお勉強ということでジャンクレンズ分解練習用にでもしようかと。

さて、これで28mmから200mmまでsmc PENTAX-Mで揃ってきた。
smc PENTAX-M all


あとは撮る練習を積み重ねる。枚数撮らなきゃ何も始まらないからね。
その点デジタルは良い。撮る為のコストはほとんどかからないから。

8月
20
また一つ

近くのハードオフで見つけた。
SMC PENTAX-M ZOOM 1:4.5 80mm~200mm
PENTAX M 80mm-200mm


今度は床においてあるジャンク箱ではなく鍵付きガラスケースの中。
とは言ってもお値段は¥3000+消費税。これで、50mmから200mmまではなんとか揃ってきた。

あとはもう少し短いヤツがあると良いと思う。
オールドレンズでは28mmくらいがたくさん出回っていそう。だけど、SMC PENTAX-M 28mm 1:2.8あたりだとそこそこの値段になるようだからもう少し別の方向で探してみようか。

8月
15
数日前

大雨が降って休耕している田圃や宅地となって土盛りした横に水が溜まった。
その途端に蛙が鳴き出した。
うるさいくらいに。

蛙たち、今までどこにいたんだろう?
今ここで繁殖しようとしたって無理だよ。水たまりは数日で干上がるし、何しろこの辺りはじきに田圃じゃなくなるよ。
どうしようもないとはいえ、鳴き声を聞いているといたたまれなくなってくる。

今日はもう蛙は聞こえてこない。
代わりに遠くの花火の音ともに今年初めてのキリギリスが聞こえる。

8月
13
我が庭には

 柚子の苗が三鉢ある。数年前に種を蒔いたら発芽して植え替えながら育ってきているものである。アゲハチョウが卵を産みに来るので、すぐ葉を食べられて坊主になりかかるのだけれど何とか50cmくらいまでになった。蒔いた種は特別な物ではなくスーパーで食品として購入し自家製柚子胡椒を作ったときに出たもの。普通は間違いなく生ゴミ行きだよ。
 我が家にはそうやって育っているものが他にもたくさん。良く発芽するアボガド、信州で買っておいしかったリンゴ(種類はなんだっけか)、枇杷(本当は土肥の白枇杷が絶品で種も持っていたんだけど保存が悪かったらしくまったく発芽しなかった)、紀州でよく見る三宝柑やパール柑など柑橘類6種。これらは熊野詣出に行ったときに入手してきた各種柑橘系ものが主体だ。

梨は三粒の種が発芽したんだけど枯れちゃった。沖縄のシークワァーサとか和歌山十津川のジャバラとかも種蒔いたんだけどダメだったみたい。

 家人は「そんなコトしないでおいしい実を買ってきた方が速いし安い!」と言われてる。
 そりゃ、出来れば花を咲かせ実を実らせ収穫まで持っていきたいとは思っているが、そんなことよりも、蒔いた種がちゃんと発芽し育っていくことが何やら面白いのですよ。

 オーストラリアのユーカリのように山火事の高温に晒されないと発芽しないとか、そんな特殊な条件でなくても発芽させるのは難しいようで。夏に蒔いたのに冬の寒い時期を越してそのまま何も変化せず、それでも水をやり続けたら春になっって一斉に芽が出たのもある。せっかく発芽してもその後の条件が悪いとたちどころに萎えていくし。

芽の出たては本当にか弱いんだよな。枯れちゃった梨は本葉が4、5枚になったところで赤星病という病気にやられて全滅したんだ。葉に何だか赤い斑点がプツプツ出来たな、と思っていたら苗全体から気持ちの悪い髭みたいなのが無数に伸びてきて、ついに全体が枯れてしまったんだ。調べてみたらウィルスが時期を見計らって移ってきて梨をイジメルらしい。効果的な対策は無いようで、出来るのはそのウィルスのキャリアであるカイヅカイブキという樹を梨の回りから半径何kmで取り除く事だけのよう。それって個人レベルではどうやっても無理だなぁ。なかなか他所のお宅に行って「この木切り倒してください」とは言えないもの。だから果樹の産地では自治体の条例でカイヅカイブキの植栽を禁じているところもあるらしい。

 種蒔きのきっかけは庭にある藪椿と柿。そこに留まった鳥たちが様々な遺留品を残しその中にあったのであろう種が次々と発芽していくのを知ったのが始まり。一度鳥の体内を通っているのに!種って凄いなと単純に感動したのである。

しかも発芽するだけでなく、例えば、そうやって始まったアスパラの株は毎シーズン食卓を賑わす。

 で、鳥による偶然に頼るのではなく、積極的に種を蒔いてみよう!と。

 か弱い苗が、手をかけ世話をすることでいつの間にかそれ自身の力で生きる力を得、生きようとする強い生命力を見せてくれる。
 桃栗3年柿8年柚子の馬鹿たれ13年。欲をかいて成果物を期待してるのではなく、耕して種蒔きしたものが芽を出し育っていくこと自体が妙に嬉しい。どうやら、盆栽のように樹形良く整えるとか、花をたくさん咲かせるとか、美味しい実をたくさん実らす、のように他人の目にも見えやすい形ある事は二の次のようなんだ。

 最近、それって私がバンドを通してやりたいこととまったく同じだって事に気が付いた。関わった生徒達に音楽の楽しさという種を蒔きたい。もちろん種蒔きするためには事前にちゃんと耕してあげないとダメだけど、蒔いた種が芽を出しある程度育ったら「音楽の楽しさ」という樹は自分自身でどんどん成長することが出来る。そうやって一人一人が自分自身の楽しさや喜びを得る事が出来るようになることが私にとってのなによりの喜びなんだ。

 どんな種でも芽を出すことは出来るが種を蒔かなきゃ芽は出ない。しかし自分自身で種蒔きすることはとても難しい。
 当たり前のことだけど決して忘れてはならない。誰かが種蒔きしなきゃ芽は出ないって事。

8月
10
出かけた先に

たまたまハードオフがあったので覗いてみた。

ガラスケースに入っているカメラを横目で流しつつ、その下に無造作に置いてあるいくつかのジャンク箱の中身を一つ一つ丁寧に物色する。いくつかKマウントレンズがある中に、smc PENTAX-M 1:3.5 135mmを見つける。
少々ゴミは入っているようではあるけれど、そこそこ綺麗そうだ。¥2100のシールが貼ってある。

迷うことなくレジに。(もしゴミやカビが気になるような代物だったらいつか分解掃除の練習台になってもらうつもり…。)
レンズキャップもマウントキャップも無いそのレンズを、そのままビニールのレジ袋に入れてもらってお買い上げでした。



まだ、しっかり撮っていないけれどこんな感じです。
あまり寄れないみたい。最短1.5mかな。
135mm f3.5

8月
03
今は夜

なのに、ずっとアブラゼミが鳴いている。
至近ではないが良く聞こえる。
一匹ではないようだ。
街灯が明るいんだろうか。昼間は暑すぎるんだろうか。何か気に入らないことでもあるんだろうか。
 

我が家の前の田んぼは、もう既に耕作していない。
そこら一帯が駅前の大規模商業施設開発のために区画整理に入っている。(といってもまだ亜炭坑充填工事真っ最中で商業施設建設は当分先の話のようだが…。)
だから、ここに越してきた頃にはやかましく騒々しかった蛙は今年はほとんど聞こえない。
子育中の近くを通るとけたたましく威嚇してきたケリももういない。

便利になることと裏腹に失っていく物は多い。
ファンタジエンのなかで、自分の希望が一つ叶う度に一つ自分のことを忘れていくバスティアンのようだ。

アブラゼミに壮絶な悲壮感を重ねてしまうのは考え過ぎかな。

8月
03
写真

少し古い型だがデジタル一眼レフを導入した。
持っていたレンズが使えるかな、と思っていたけれどあまり芳しくない。

もともと(オートフォーカスではない)マニュアルのオールドレンズを使うことを考えていたので、ずっとヤフオクで物色していて、ようやく本日手に入れた。案外綺麗。
といっても特にビンテージな物ではなく、当時はごく普通だったのであろう、SMC PENTAX-M 1:1.7 50mm。(¥2980なり)

とりあえず撮ってみた。
うわぁ、良いなぁ。嬉しいぞ。

さあ。腕を磨こう。練習あるのみ。
K100Ds写真

4月
06
発芽

冬を越したらいつの間にかリンゴと梨の芽が出ていた。
普通に、食べた後の種をまいたんだけど、発芽率100%。

現在、種蒔き準備中のは沢山ある。全て柑橘類。
金柑(紀宝町産で大変美味だった)、甘夏、八朔(新宮のジャスコで入手、今までの八朔のイメ−ジを変えられた)、せとか、三宝柑(尾鷲で入手、やっぱりこれは美味い)、パール柑(たまたま河和で入手、熊本産文旦系の黄色いやつ。とてもさっぱり)…。

近日中に蒔くぞ。

4月
05
そろそろ

再開しましょうか。
しばらく理由無く止まってました。
その間でも覗いていただいていた方ありがとうございます。
 

止まっていた間でも、話題のネタはそこそこ沢山あったのです。重いことからくだらないことまで。
まぁ、さほどたいしたことではないので少しずつ放出します。つらつらと脈絡無く、ですが。

11月
08
ネットオークション

最近、オークションサイトである物の取引価格推移を観察している。
同じ型の物でも、落札価格に随分開きがあるのは面白い。単純に紹介写真が綺麗とか説明が上手いとかでも無さそう。
それぞれ実際の品質は限られた情報だけではとても判りにくいのだけれども、それをしっかり見抜く方法はあるのだろうか。

オークションサイトをしっかり覗くのは随分久しぶり。始まった頃(もう10年以上前だろうか…)に色々やったけれど。
その時にやっていた落札の仕方の癖は今も昔も変わらないような感じがする。

そうそう、始まった当時からある「評価」という制度。出品者や落札者のクオリティをある程度数値化できて面白いなぁと思っていた。
差し引いて見るべき物かもしれないれけど、ある程度牽制効果は効いているから判断の助けにはなる。
こんな注意書きがあるわけだし。

評価を見るときの注意
・評価コメントの一覧を見て、評価の理由、評価をした人(取引相手)の評価や、その人がほかの人につけた評価も参考にしてください。自分の評価が悪い人がつけたほかの人への評価は、信用のできる評価とは限りません。
-オークションサイトから引用-

と。これはある意味、ネットの中凄まじい情報が溢れる中でどうやって正確な情報をつかむか、という示唆に富んでいる。
きっと実生活でも同じなんだろう。翻弄されたくないから、ソース自体の信憑性やその背景をきっちり見極める事に気を付けたい。

落札することを念頭に、良い物をお値打ちに手に入れる為の傾向、という観察なのだが、そうそう一筋縄ではいかない。難しい。
しばらく見続けることにする。