この時期にこんな記事を書いている。
今年も、昨年と同じ二つの演奏会が先週・今週と続く。
どちらも継続は力なりだ、と思う。
成果が実感できるようになるのには時間がかかることなのだ。
時間をかけることの大切さを理解してもらう大切さ。
決して一朝一夕では為し得ないのに、せっかちな現代ではすぐ淘汰されそうになる。関わっている人たちは本当に苦しい。
話していくうちに、学校教育ではなく、もっと別、社会教育の範疇での対策のほうが有効なのかも、と思うようになってきた。
しかし個人の力だけでは如何ともし難い状況まで来ているだろう。
何かもっと大きな組織的な動きが必要なんじゃないか。
当時の言葉。どうしたらよいか皆目見当もつかなかったんだ。
一年経った今、ほんの少しずつだけど、微かな動きがあるようにはなった。
その、微かな始まりを大切に育てたい。
いつか大きなうねりになるように。