12月
13
師走

11月の世間はなんだかオレンジ一色だった。

街に繰り出すこともなく、またTVをほとんど観ない私は世間と感じる範囲がきっと狭いだろうから、実際はそうでもないのかも知れないが…。

例年、そのオレンジ色の時期を過ぎ12月に入ったとたん、世の中は赤い服と白いふわふわが乱舞し電飾が明滅し賑やかにBGMが流れていたような記憶があるのだが、今年は少々趣が異なっているように思う。

12月になっても、例の赤白はあまり幅をきかせず、既に次の月を意識した「縄」とか「竹」とか「松」とかを目にすることが多いのだ。
例年だと赤白が終わり冬休みに入ったとたん劇的に入れ替わっていた、「も〜いく〜つねると〜」の状況が既に12月初頭にある。

もしかして(先日の天声人語にあったような…)他の宗教を信仰する人への配慮のような理由なのかなぁ?
日本では、そんなことお構いなしに「商戦」として展開されていると思いこんでいたのだが、「雰囲気」を少しずつ変えていくような力がはたらくような事情に変わってきたのかなぁ?

12月
03
地図

タブレットを車載で使いやすくするために、アプリ探しとインストール・削除を繰り返している。

地図絡みでなかなかおもしろいものを二つ見つけた。

まず。
地図ロイド。 Google play→
国土地理院の地図 をAndroidで閲覧するアプリ。
山屋さんが使うのに良さそう。山奥では電波が届かないかもだけれど、地図データはあらかじめみ読み込んでおけばキャッシュできるみたい。GPS受信ができさえすれば自位置は判るだろうし。無料。

も一つ。こちらは海。
海釣図。 Google play→
最小1m単位の等深線が確認できる海図をもとに、釣りのための情報を表示できるアプリ。魚礁、根、定置網位置、区画漁業エリアとか。
区画されたエリアの地図データをあらかじめダウンロードする必要があるが、愛知、三重、和歌山までの太平洋側(湾内含む)と福井・敦賀周辺は入れてみた。
特にオフショアでは有用だろうが、陸っぱりとしてでも湾港や波止付近の海底が意外に複雑なのが案外判る。南伊勢あたりは魚礁が多いんだなぁ…!
アプリ内購入有り。

便利ですなぁ。

12月
01
カーナビ

先日、渋滞回避中にYupiteruカーナビが壊れて困った。迷子になりそうになった。
電源ライン接続中に限り再起動を繰り返す。バッテリー駆動だと普通に機能するが、1時間持たない。しかも満充電に6時間以上かかる。

移動を急ぐことがあり時間とのせめぎ合いでカーナビは欠かせないことが身にしみて判った。
どうしようか考えあぐねている時に「あ、そうだ。」と思いついてMemo7でgoogleナビを試してみた。
実用に耐えそうだったのでカーナビ専用機ではなく7インチのアンドロイドタブレットを導入することにして、Huawei−MediaPad T1 7.0をamazonにて購入。(タブレットも安くなったなぁ…)

通信は外でもポケットWifi-LTEで繋いで問題なし。
先ほどHiSuiteというHuaweiのソフトをPCに入れて、アンドロイドアプリのコントロールをPCからできるようにした。
また削除していたWMP11を入れ直して本体データ中身をPCから書き換えできるようにした。
ランチャーもGoogle Nowにして一人車中で「おーけー ぐーぐる」と叫んだりしている。
案外に正しく聞き取ってくれるから、車移動の最中に文章の口述筆記ができるようにもしてみた。
設定が大体落ち着いてきて、結果、とても快適。

メール、ネット、スケジュール、音楽、動画、電子書籍、書類作成、何でもこなしてカーナビもする。うまくするとドライブレコーダーもこなすかもしれない。バッテリーは一日大丈夫そう。
1週間ほど経ったが、マシンのトラブルはいまのところ無い。
ただ、GPSの補足がうまくいかなかったのか、マシンのリソースが足らなかったのか、ナビが動かないときが一度あったが、再起動で解決。

 

肝心のカーナビは今のところYahoo!ナビを試験中。ルートを外れると宣言なしでリルートする模様。VICSも拾ってる。オービスもちゃんと警告される。スポット登録はPC上からでも大丈夫。
ジャンル検索とか、もの足らない気もしたが、「いやいや、ネットに繋がっているんだからその都度グーグル先生とかYahoo先生に聞けば良いんでしょ」と。
普通に使えると思う。文字表示とアイコンが小さいのが残念かな。

一通り使ってみたら、Googleナビとか、他のアプリとかも試そうと思っている。

11月
09
四半世紀

ずっと繋がっていなかったものが、本日(いや、もう昨日…)繋がった。

心の片隅に引っかかっていたことが取れたような気もするし、一方ではその状態に慣れてしまっていたので取れたことに若干の違和感(残存感)を感じたりもしているが。
なんにせよ良かった。吹奏楽(から足を洗わず…)続けていて良かった。
感慨深い。

これで何かが動き出すとさらに良いなぁ、と強く思う。

11月
05
掃除

忙しくなってくるとなぜかしたくなる掃除。
ここでも書いたが、ついに昨日仕事部屋の大掃除をした。
というより、本箱を別の場所に移動する必要ができて、移動のついでにこの際、散らかっていたいろいろの片付けと掃除をした、というわけ。

置き場が無くなった本やら紙やらを置くスペースを捻出するために、段ボール箱で二つの紙ゴミ(ほとんどがプリントミス楽譜とあまった教材)と一つの不燃ゴミ(古いPC周辺機器と電材)、Lサイズ収集袋いっぱいの可燃ゴミがでた。
今まであちこち散らかっていたレッスンで使用したスコアはほぼ全て分類整理、箱詰めした。こちらも段ボール箱二箱有った。

部屋は大変すっきりした。

さぁ、もりもり仕事するぞ!と気分が良い。

10月
28
引っ越し

サーバーの引っ越し。(このサイトではない。)

いろいろサーバー屋さんの事情があるらしく、年内中には引っ越しして欲しいと言われた。
今使っている(アメリカの)データセンターが閉鎖になるんだって。

新しいサーバーは日本国内設置で、少々HD容量が少なくなるものの条件はほぼ今までと同様。
(国内だからきっと速くなるな。)だったら早いほうが良いと思い、先週から作業中。

本日早速新サーバーの準備が出来ました、と連絡があった。中身のコピーはお願いしておいたので楽勝、と思っていた。
が、甘かった。色々と作法が違うから、様々な設定を確認して、うまくいかないところを全てやり直す感じでめんどくさい。
先ほどようやく403ばかりだった(500も出たけど…)phpのエラーがいくつか消えた。走らないやつも、スクリプトエラーが返るようになった。
Perlは問題なし。

もう少し設定確認してから切り替える。
しばらくは不安定だろう。メールも。しょうがない。

10月
12
サイト構築

しばらく更新に間があいた。

その間に、以前書いた始まりつつある動きの一つにかかりきりだった。
あるWEBサイトを構築しているのだが、どうしてもそれに集中してしまうのだった。

慣れないphpというシロモノと格闘しあちこち検索しまくって情報を拾いつつ、つい最近なんとか思ったような機能が構築できてきた。
機能が出来たけからといっても、サイトの全容はまだまだなので、これから精査し充実させなければならない。
もちろんそれだけでなく、そのサイトで起きたアクションをローカルPCで処理する別の仕組みを作るつもりなので、そろそろそちらに取りかかりたい。
さらにはそのサイトで発信していくべき一番大切なコンテンツも、やりたいことやらなければならないこと満タンで頭の中がパンクしそう。
(大体そういうときは部屋の掃除をしたくなるのだが、まずは一区切り付くまで今は我慢。)

そんなことを考えて動いていることが実に楽しい。
遅々として歩みは遅いけれど、様々なことを確実に進めていく。

…なんのことやらさっぱり?
来春までにはきちんとお知らせできると思う。

そう、もう一度やるのです。あれも、これも。それも。どれも。
なぜなら、やりたいから。
 …あのときのように、やらなければならないから…ではありません。

ただ、やりたいから。
とても単純な理由です。

8月
16
野外生活

数十年前から頻繁にキャンプをしに出かけている。
当初から、出来るだけ最小限の装備で、楽しく充実したキャンプ生活をしたいと思っていた。
そこを拠点に釣りしたり、星見たり、虫取ったり、史跡巡ったりと様々なアクティビティをするための、ベースとしてのキャンプだから。

しかし、はじめてオートキャンプ場に行った時はカルチャーショックだったなぁ。
皆さんものすごく重装備なのだ。オートキャンプ場だから車横付けなのは便利で良いのだけれど、何でもかんでも車から出てくる。
立派なツーバーナーコンロ。バーベキューグリルとそれ用の机といす。調理台。シンク。焚き火台。薪も持参だ。燻製機。ダッヂオーブン。コット(簡易ベッド)。ハンモック。大量の燃料(炭やガスやガソリン)。大きなクーラーボックス。…。テントもでかい!タープもでかい!
そのうちラジオもテレビもゲーム機も出てきて、しまいには発電機も出てきて。
食事も朝昼晩と毎食、てんこ盛りの高級食材と格闘している感じ。

それでいて、夜は虫が嫌でスクリーンタープの中に閉じこもる。
キャンプ生活をしに来ているのに、自宅にいるのとなんら変わりない環境を望んでいるのかしら。
(不思議に意味がなくても焚き火はしたがるようで…。)
「皆さん、”キャンプすること”が目的なんだね。」と知った。

それもアウトドアキャンプの有り方だとは思うケド。
そこにねらいを付けた高級キャンプ用品もたくさん開発され皆が憧れた。

私も一時期はそれらを欲しいと思ったし手に入れた物もそこそこあるが、今はなんだか全くそそられない。

最近は一時期よりはそういったキャンパーは少なくなったのかな。
愛好家を増やそうといろいろ工夫しイベントなどもやっているみたいだけれど…。スポーツ用品店の高級キャンプ用品コーナーはだいぶ縮小されているように感じる。
キャンプすることのみが目的だと、次第にめんどくさくなって飽きてきてしまうから、既にブームは去ったのかも知れないなと思う。
今は、もっとお手軽に、近場のBBQで良いじゃん、というノリかも。
 

わたしは、といえば、現在は回数こそ少なくなったがやはり出かける。わざわざ不自由な生活をしに行くのも不思議だと思うけれど、それでもそんな旅はやめられない。

テント張らずに車中泊で済ませてしまうくらいだから、さらに装備は少なくなった。サバイバルするつもりは毛頭ないけれど、キャンプとは最低限の衣食住確保で充分だと思うから。
そしてそこから、釣りをしたり、鳥を見に行ったりする。秘境に身を委ねたいし、写真もいろいろ撮りたい。もちろん現地の旬な旨い物を入手するのも大切。今はやりの有名なご当地B級グルメではなく、地元の鄙びたスーパーマーケットに何食わぬ顔して普通に並んでいる中に地元の逸材が隠れている。それを探し当てるのも楽しい。
 

さて。
何日間か旅に出ます。
この暑さから少しの間だけでも逃れ、自然の中で心の洗濯をしたい。

8月
01
花火大会

我が街には昨年まで花火大会があった。
さほど大規模ではないにしても人気はあって毎年賑わっていた。

それが、今年から中止になった。理由は当初、交通渋滞がひどく近隣からの苦情が多かったから、と聞き及んでいた。
確かに開催中、近くの県道は全く身動きが出来ないくらいの渋滞だったが、だからといって「花火大会を中止せよ」になってしまうのもなんだかなぁ、と思っていた。1年に一度のことだし、住人だって花火大会楽しみたい人多いだろうから、そんなかんたんに中止で良いのかなぁ、と思っていた。

そんな折、本日もう少し詳しい話を聞き及んだ。本当の理由かどうかは判らないけれど、「さもありなん」な感は否めない。

我が街には大きな大学病院がある。ドクターヘリ基地があるような救急医療の拠点になる病院だろう。
花火大会中、その病院につながる全ての道で違法駐車がひどく、救急車が全く通れなくなることが一番大きな理由らしい。
急患を乗せ病院を目の前にして、しかし違法駐車の群れで行き着けない。そんな理由で本来つながる命がつながらなかったのだとしたら…。(やはり、そんな例があったのだろうか。)
人の命に関わる事だから、そりゃ中止もやむ得ない、と思った。とても残念だけれど。

 
そうか、そこまで思いつかなかった。最大の原因は違法駐車なんだ。救急車も通れなくなるくらいに道の両脇にずらっと並んだ違法駐車。
それって、まさに花火大会を楽しみに訪れる人達の車だ。
もし本当に理由がそうならば、一番花火を楽しみたい人(楽しんだ人)達が、いつの間にか自分達の首を絞めた、ということになる。

中止の原因を作ったかもしれない人達がそこに思い至る事があればよいのだけれど。

7月
10
練習

こんなこと良くあるけど、こう言ってしまうのはなかなか。

3月5日

今日もまた「こんなことしている場合じゃないのに」の練習をした。いつにもまして熱のこもった「こんなことしてる場合じゃないのに」だった。それからひさしぶりに「すこしだけの仮眠のはずだったのに」をやろうとした。90分の仮眠をとろうとしたらうっかり8時間も眠った。自分もなかなか「少しだけの仮眠のはずだったのに」が上達したなと思った。

小生物語  乙一  幻冬舎 より

私も、今日は「こんなことしている場合じゃないのに」の猛特訓をした。