3月
01
五輪雑感

バンクーバー冬期五輪。
閉会式も終わったので、少しばかり思ったことを。

なんだかんだ言っても、ここに出てくる人達は選ばれた人達。まずそれが第一。
私のような凡人はそれを忘れてはいけない。
負けた! メダル取れなかった! 
と思ってしまいがちだが、それは違うぞ、と。出ただけでも凄いことなんだ。
これは絶対に押さえておくべき事。
 

その上でもう一方では、それぞれ最後のつめが甘いのかな、とも感じた。
力はあるのに、出し切れずに終わる、という場面を数多く見たような。

と思っていたら、昨晩、脳トレについての番組で面白いこと聞いた。
ゴール地点をもう一段階あとに設定すると良い、と。
普段の練習から「ゴールして振り返って電光掲示板を見ることが本当のゴール」にして、まもなくゴールの時に脳を安心させない事が肝要なんだって。

そうだな。トリプルアクセル二つとんで安心したようにも見えたから、なんだか納得する。

ただ、こんな考え方もある。
わざわざ完璧に完成させない、という日本の文化。
次への課題を残しておくんだろうか。

4年後のソチへ目標を定めた戦いがもう既に始まっている。

2月
25
連日

暖かい。
風向きも南寄り。
部屋の窓を開け風を通す。
梅があちこちで咲き始め、山茶花の中メジロが群れをなしてにぎわう。
庭の椿が一つ花開いた。ヒヨドリがそれを取りあってうるさい。

近所を散歩した。
ほとんど死に絶えた三面護岸の排水路でカルガモのつがいを見ていたら、すぐ側からツグミが飛び出した。ぼちぼちまた旅に出るのだろうか。
そんなことを考えながらぽかぽかした陽気の中でのんびりダラダラと歩いていたら、突然前から青緑の鳥が飛んできた。
カワセミだ!
少し離れた枝に留まる。

ずっとこの排水路を見てきたが、ザリガニでさえ見なくなって久しい。こんなところで獲物を狙っているとはにわかに信じがたいが、水の上に張り出した枝の上に留まっている。
以前、微かに見た気がしたのだが自信がなかった。でもやはりここにカワセミはいた。

今年も春は必ずやってくるだろう。
自然は凄い。

2月
20
思わず

見入ってしまった。
手に汗握った。

バンクーバー五輪、カーリング女子・日本対イギリス戦。
詳しいルールも駆け引きもわからないけれど、見応えあったなぁ。

素人目に見ても思わず唸ってしまうようなスーパーショットが続いた。
勝った、負けた、だけではない、奥の深さを見たように思う。
素晴らしい戦いだった。

連日、各局の報道やハイライトで、同じシーンの繰り返しばかり見させられることに少し飽きてきた五輪だが、この試合はもう一度最初から見たい、何度も見たい、と思わせるものだった。

一投一投状況が変わり、次の手をどう打つか。
そして一投を思ったように決められるか。
その瞬間の冷静な判断と正確な行動。
もちろんその裏付けとなる、そこに至るまでの途方もない訓練。
学ぶべきものはたくさんあるなぁ。

2月
17
再放送

のようだけれど。
バンクーバー五輪の合間に見たテレビ番組。
生命時計研究の番組が面白くて見入っていたらその直後に。
「爆笑問題の日本人の教養−私は ここに いる」
東大教授(障害学)福島智氏との対談。

番組中、印象的な言葉を聞いた。

すごいしんどい経験をした時にね、つらさ、苦悩というのも何か意味があるんじゃないかなと思うことにしようと。実は同じようなことを言っている人はたくさんいることが分かって。ナチスドイツの収容所に入れられた経験のある人で、ヴィクトール・フランクルという人がいるんですが。彼の本を読んでいて、すごい公式に出会ったんです。その公式は、絶望=苦悩−意味って言うんですね。左辺に絶望があって、絶望=苦悩−意味。これは何を意味するかというと、“−意味”を移行したら、絶望+意味=苦悩ということです。意味がない苦悩が絶望である。

「絶望=苦悩−意味」
そのままメモして、ググってみる。

そうだな。意味を見つけること。全てにおいて。
そうすれば苦悩は有意義な生にとって必要不可欠になるのだ、と。

2月
16
自転車?

近所のスーパーの自転車置き場で見つけた。思わず写真を撮った。

モペットバイク

どう見ても自転車のフレームだ。
最近の電動アシスト自転車、ではなく、随分昔の自転車オートバイ(知ってる?)ぽいよなぁ。

で、調べてみた。

自転車ではないらしい。「モペットバイク」という名称で、フキ・プランニングという会社制作のFK310シリーズ

*原動機付自転車の免許が必要です。また、走行中のヘルメットの着用も義務付 けられています。
*バイクモード走行以外でも歩道を走る事は出来ません。

32cc-0.8psエンジン(43km/1リッター)稼働時の最高時速は20km/h。、だから、機械的な方向指示器は要らず手信号の義務があるらしい。

なんと。国産で普通に現在販売している。さらに最新型はもう少しスタイリッシュだ。
ただ、少し重い。総重量27.5kg (ミッションオイル250cc含む)

価格は思ったほど高価ではないみたい。電動アシスト自転車とさほど変わらないのでは?

用途としては何が一番かな?

2月
13
具合が

あまりよろしくなかった。

もう二ヶ月ほど前から階段の上り下りは出来ない。
足もとがふらつき、踏ん張れない。
高い熱が続く。

先日病院に行った。
血液検査したら異常に白血球が多いそうだ。
お腹をエコーで診て、肝臓あたりになにやらあるらしいことが判った。

この辺りでは、半田に先端医療の出来る病院があるらしい。或いは岐阜か三重の大学病院。
そこに行って詳しく検査するとはっきり判ると思うが、とのこと。

うーん。そこまで行くのに疲れちゃうよなぁ。
とりあえず、熱下げて痛み取るような事は出来ないか、とお願いして抗生剤の注射をしてもらう。
次の日、少し熱が下がったようなので、もう一度先生と相談し、投薬を継続することに。
いわゆる緩和ケアだよな。

今日は案外元気。
天気も良くぽかぽかしているので近くの公園に行く。さすがに歩いていくのは無理っぽいから車で。
久しぶりの外出で大はしゃぎだ。
芝生でボールを投げる。昔のように上手に取れないのが嫌らしく、何度もやり直せと言う。
ちゃんと出来ると得意げだ。
しばらくして疲れたのだろうか、珍しく自分から車に乗りたがる。

帰宅して熟睡。
起きても元気のままのよう。目に力がある。

このまま回復傾向が続くと良いのだが。

2月
13
なんとなく

趣を変えてみた。

ただ単にテンプレートを変えたのでは上手く機能しなかったので、結局phpソースを書き替えなければならなかった。めんどくさいことになってしまった。

しかも、このままでは横幅が広くて、モバイルPCでは入りきらないかも知れないなぁ。

とりあえず様子見です。
ケータイは、はじめに記事が出てくるから見やすくはなったかな。

2月
08
育てる

愛知県の文化施設でJAFRAアワード受賞館は二つ。
うち一つで先週、吹奏楽フェスティバル。
今週は、もう一つでジュニアユースウィンドアンサンブルの発表会。

双方とも吹奏楽での関わりで、中身は青少年の育成を期待されている。
活動はとても先進的で有意義な取り組みだ。
そんな立派な意識を持っている方々(他の出演者や指導者、主催者)と練習、本番の合間、終演後などおおいに話しをした。
話題の多くは、「(育てることが)なかなか難しくなってきた。」の一点に絞られる。

昨日のこと。
本番中ホールの中で電話をかけている親がいたそうだ。周りの人(同じ観客)が注意すると「なんでそんな事あんたに言われないかん!?私の勝手でしょ!」だったそうだ。
特に最近多いらしいが、かといって最近の親世代が…、ということでもないらしい。
和太鼓のリサイタル、遅れてきた老人が演奏中、中に入ろうとしたので「演奏中の出入りはご遠慮ください」って丁寧に注意したら「俺は客だ!入れろ!」

そんなこんなの多すぎる障害の中で、健全な青少年育成を本気でやろうとしても自分の無力を思い知るだけで苦しい。本来やりたいことに行きつく前のトラブルが多すぎる。

だから、学校現場はほとんど諦めているようにも見える。何かあれば即教員の責任を問われ学校の見識を問われ足をすくわれる。誰だって痛い目には遭いたくないから差し障りのないところまで。

話していくうちに、学校教育ではなく、もっと別、社会教育の範疇での対策のほうが有効なのかも、と思うようになってきた。
しかし個人の力だけでは如何ともし難い状況まで来ているだろう。
何かもっと大きな組織的な動きが必要なんじゃないか。

2月
04
立春

だけど、まだまだ寒い。雪も降るかもしれない。
その中で梅の蕾は少しずつふくらみ、メジロが山茶花の中で遊ぶ。
昨日は豆撒いた。犬が喜んで食べた。自分も年の数だけ食べた。

そういえば郡上では2月1日で鱒が解禁だなぁ。
どれくらい行ってないだろう…。
肩のリハビリに竿出すってのも良いかも知れない。あ、痛くて合わせられないかもな。

いずれにしても、春は近い。

理科のテストで「氷が溶けると何になる?」の問いに、「春になる」という回答はつくづく秀逸だと思う。

2月
04
半年

で瓦解。
ビジョンを確認出来ない集団は目的を見失い、志を忘れ、耕作放棄農地のように急速に荒れていく。
手が出せないのだから致し方なし。

「ザルで水を汲むみたいなもんだ。ほとんど不可能かもしれないけれど、やり続けていたら、ゴミや水ゴケでザルの目が詰つまり、少しは水も汲めるようになるかもしれない。それを信じてやり続けるしかない。しかし、とても大変だし時間がかかる。」

少しでも手をゆるめるとたちまち汲めなくなるんだな。しかも自覚症状が無い事が多い。
いや、汲み続けていてもそれは単に無理が重なるだけなのかもしれない。しばらくすると突然拒否されてしまったからね。何度も。

ということは、所詮叶わぬ夢を見ただけなのか。