バンクーバー冬期五輪。
閉会式も終わったので、少しばかり思ったことを。
なんだかんだ言っても、ここに出てくる人達は選ばれた人達。まずそれが第一。
私のような凡人はそれを忘れてはいけない。
負けた! メダル取れなかった!
と思ってしまいがちだが、それは違うぞ、と。出ただけでも凄いことなんだ。
これは絶対に押さえておくべき事。
その上でもう一方では、それぞれ最後のつめが甘いのかな、とも感じた。
力はあるのに、出し切れずに終わる、という場面を数多く見たような。
と思っていたら、昨晩、脳トレについての番組で面白いこと聞いた。
ゴール地点をもう一段階あとに設定すると良い、と。
普段の練習から「ゴールして振り返って電光掲示板を見ることが本当のゴール」にして、まもなくゴールの時に脳を安心させない事が肝要なんだって。
そうだな。トリプルアクセル二つとんで安心したようにも見えたから、なんだか納得する。
ただ、こんな考え方もある。
わざわざ完璧に完成させない、という日本の文化。
次への課題を残しておくんだろうか。
4年後のソチへ目標を定めた戦いがもう既に始まっている。