9月
25
歯石

を取ってもらった。

前歯を治した直後なので麻酔が効いて自分の歯じゃないような部分と、確実に自分の感覚がある部分が入り混ざり変な感じ。

やってもらいながら考えた。
当たり前だけど、この状況はとても無防備だ。
麻酔やら注射やら薬やら不気味な器具やら、何でも出てくる。
そしてただ上向きにイスに座り、口を開け、されるがまま。
 (ある意味床屋もそうだな。首筋にカミソリ当てられる!)
「痛かったりしたら遠慮無く言ってくださいね」
とは言ってくれるものの、一瞬の痛みなどはなかなかタイミング良く訴えることは出来ない。
〜しょうがない、少々のことは我慢するか、と腹をくくる。

「相手を信頼しすべてを託さなければこの状況は成り立たないのだなぁ」
と妙に関心しながらされるがままだった。

先回は、
「今日はこの虫歯の根っこにある神経を抜きます。奥歯なので3本か4本あると思います。時間が1時間くらいかかります。また、麻酔を打ちます。よろしいですか?」
〜はい。お願いします。
「これが抜いた神経です。鶏肉の筋みたいですね。これが3本ありましたので全部抜きました。今日からしばらく痛いと思いますから痛み止めを出しておきます。何かご質問は?」
などなど。

「だからこそインフォームド・コンセントは大切だよな」
難しいことじゃないけど丁寧に手抜かり無く。その1つ1つがすべてを任せる信頼につながっていくのだから。
もし信頼が崩れたら?
ん?そうか、簡単だ。歯医者を変えればいい。

この数日、少々すっきりしない気分が続いていたのだけれど、考えの道筋が見えたようだ。
歯石が取れた歯のように、混沌としていた頭の中がだいぶ風通し良くなった気がする。
もちろん現実はそんなに単純じゃないけどね。

9月
23
ぼちぼち

動き出そうかね。

入念な準備が要るだろうが、無駄な時間はない。
エネルギーが有り余っているわけでもない(最近40肩で体痛くて大変!)のだが、あるだけ振り絞ってみようかね。
流れを変えるにはさらなる痛みを伴うかも知れないけれど。
こんな事に力を注がなければいけないのは本当にバカらしいけれど。

でも、私一人では出来ません。
皆さん用意はいいですか?

9月
20
見て見ぬふり

何度かレッスンに行ってずっと気になっていた。

以前、挨拶のことを書いたりした。今も相変わらずだから当然なのかも知れないけれど。
通り過ぎていく人達のほとんどは見て見ぬふりだ。
気が付いたけれどそのまま通り過ぎ、ではない。はじめから「見なかったことにしよう」な感じである。
(もちろんそうでない人も居るよ。ごく少数だが。)

めんどくさいことには触れたくない、関わると厄介なことに巻き込まれそう、という意識がそうさせるのか、もしくは、何か感じ考えそうになる自分自身を押し殺そうとする防御反応か。

決して腹立たしく思っているのではない。むしろその弱さに同情さえする。
そして改善は極めて困難なのだろうと推測する。特に最近、複数の現場に出向きそれぞれの雰囲気の違いを肌で感じてるから、その比較からもそんな思いがある。
身も蓋もない言い方だが、わからんものはどうやってもわからんから。

やっぱり内部変革は絶望だろうか。
これではダメだ、という世論が盛り上がれば政権交代をして風土の変化もあり得るかもしれないが、一方で、種はあっても盛り上がりは広がらないかもね、という気もする。
いくら騒いでも、騒ぎ損を感じてしまったら余計なエネルギー使いたくなくなるからな。

だから、こちらも見て見ぬふり、聞いて聞かぬふり。情けないけれど。

若い人達には申し訳ない!
「何で急に?」「うん、ごめんな」「ま、いろいろだわね〜」「みんなにもよろしくね」「うん、わかった」

9月
19
シルバーウィーク

だそうだ。世の中は5連休。
秋のこの季節、バンドは出演が色々忙しいから、そんな簡単にお休みの恩恵は受けられない。

私は仕事だ。だから世の中休みが続いても全然構わないけれど高速道路の渋滞は困る。私にとっては生活道路。遊んでるんじゃないんだ。休日関係ないし。
高速道路無料化になったらどうなるんだろうね。もっと酷い目に遭うだろうか。それとも曜日がもう少し分散して混み具合も平均化するかな。
 

今日はバンド二つ掛け持ちで移動が高速道路。東名上りは混んでなかったが下りが大変。報道によれば豊田JC先頭に39Kmの渋滞とか。
入ったICが岡崎なので豊田JCまでそんなに距離があるわけではなく、渋滞していた割には案外スムーズではあった。

明日はもう少し遠くまで。
行きも帰りも渋滞にどっぷり浸かるだろうな。

9月
07
歯医者に

いった。

歯が痛いと全然ダメだ。頭痛よりもタチが悪い。
なにしろ、歯を食いしばれない。
集中力はどこへやら。

食べることが億劫になる。

ようやく本格的に直すことになる。
幾つも大きな穴が開いているので時間がかかりそうだが、ここで一気に直しておきたい。

当たり前だが、歯医者もIT化が進んでた。カルテだってレントゲン写真だって、治療台の横にあるモニターにすべて映し出されている。タッチパネル化してるので指先でチョイチョイと拡大したり。

これから足繁く通うことになるんだな。
よろしくお願いします。

9月
07
立ち位置

が見えていない人がいる。もちろん自身の立ち位置のこと。
周りの状況や人の気持ちの流れが見えないんだろうなぁ。それでは「何様のつもりだ!」と思われてもしょうがない。

教育の課程の中でなら、理解させ行動させることはとても重要だし責任もってすべきことだろうが、今は既にその状況ではない。もっとも、見えていない人にいくら言ってもわかりっこないだろう。それでずっと苦労してきたのだから。その苦労の挙げ句の果てが今の状況だ。だから今、その見えていない人の問題が突然解決することはまずないだろうとは思う。(しかも一番大切なテクニカルスキルは決して高くない。いや、低い。)

でも、やっとその呪縛から逃れられそうな状況になってきたのに、再度のしかかってくると誰もが辟易する。全く関係のないところも巻き込んでとんでもなく不愉快になる。

「誠意だ、好意だ、と勘違いしているのだから」というフォローは無用だ。
無知は罪なのだ。勘違いだからこそ罪なのだ。

可哀想に、当事者達は言えないだろうから、あえてここに書いてみる。
「関わらないでください。そっとしておいてください。後生ですから。私たちは私たちの道を歩きます。絶望を乗り越えやっと歩き始めたのです。今の私たちにあなたは必要ないのです。その道は歩きたくありません。今後必要になったらお願いすることもあるかもしれません。それまで遠くでそっと見守っていてください。」

付け足し。
この世界、マナー違反は徹底的に叩かれる。

9月
01
モズが

朝早くから庭で鳴いて賑やか。今朝はそれで目が覚めた。

日中はさすがに暑いが、日が落ちるとコオロギやキリギリスが聞こえだし、風がさわやかに感じるようになる。久しぶりにカシャカシャカシャカシャとクツワムシも。夜の散歩中に聞いたマツムシは、「ちんちろりん」と16分音符だった。最近聞くのは「ちんちろろりん」と三連音符臭いのだが。
もう9月だ。

少しずつ仕事部屋の環境が整備され、落ち着いて楽譜を書くことが出来るようになってきた。
コンピュータのデータも整理しつつ、「こんな楽譜書いたっけ!?」と再発見する事も多い。

そんな事しながら、この数年ほとんど楽譜書いていないことに気が付いた。校歌とか応援歌などの幾つのかのバンドアレンジだけじゃないかな。

全くそれどころじゃなかったからなぁ。忙しすぎて忘れていたけれど色々書きたい物があったことを思い出している。幸い既にいくつか依頼があったりして、着手準備中だ。

8月後半は日中の暑いさなか、ゆったりと近所のスーパーや家電屋を周りながら体と心を整えていたが、そろそろ仕事に戻ろう。少しでもたくさんの若い人達に音楽の幸せを伝えていきたいから。色んなところで待ってくれていると感じている。応えたい。
 

世間は政権交代で何かと騒がしい。テレビで映される勝った顔と負けた顔の対比がとても興味深いね。

そういえば家の前を通り過ぎる選挙カーが「苦戦しております、苦戦しております。どうか皆様よろしくお願いします」と叫んでいて、なんだか笑ってしまったっけ。投票日直前の夕方だったらそれも有りだろうが、一週間も前に聞いちゃうとね

もちろん何が勝ったのか何が負けたのか、これからしっかり本質を見抜いて行かなければならない。

=実るほど頭を垂れる稲穂かな=

8月
18
クレーマー

15日に1つ本番があり、前日リハの為いつものように楽器を積み出していた。
今回は運送業者に頼んでいたので楽勝、のはずだった。

ところが。
積み終わって「いざ出発」となったとき、70過ぎくらいのご老人クレーマーが出現した。
車の切り返しで、「自分の所有の土地に勝手に入った」というのだ。

運送会社がなっとらん!社長呼べ!学校がなっとらん!責任者呼べ!だいたいこの学校は云々!ここの生徒は云々!ここの教員は云々!……。

と炎天下道路上で延々1時間。運送会社の係の人まで飛んできて何とか収めたけれど、リハーサルの時間とかその後のスケジュールとか心配で心配で。

後から運転手さんに聞いたら、トラック入れた時からずっと、横の駐車場に車を停めて、積み込みの様子を見張っていたそうだ。積み終わり出て行く瞬間を狙っていたらしい。
何考えてるんだか理解に苦しむ。(いや理解しようとすること自体が無理なんだ)

有名なクレーマーだし、私自身は二度目なのでびっくりしなかったけれど、運送会社のかたは「ここまで言う人は珍しいですね」と。

「ま、どうしようもなくなったら損害賠償請求してください、ってことですけれどね。たぶん請求費用の方が高くつくと思います。」
「色々詳しいみたいだから警察にいたかたですかねぇ。」
…いや、噂では教育関係者だったと。
「いずれにせよ、心がどうかしちゃってますね。いままでよっぽど辛いことがあったんだろうなぁ…」
…ああ、この方人間デキテル。

世の中には色んな人がいますね。

8月
17
掃除

ようやく自分の仕事部屋の掃除に取りかかった。
大変だよ。要らないものはどんどん捨てよう、と決心して始めたけれど、その選別に時間がかかる。

びっくりしたのはコンピュータの数。
MAC達が!
Color Classic ?(これはパワーPC化改造して快調だったけど…)、Centris 660AV、5400/120、7600/132、4400/200、8600/250。これで全部、と思ったらまだまだ。175Cというノートもあった。合計7台。
こんなOLD-MACをいつまでも持っていることが自分でも不思議だな。ま、愛着があるんだけどね。

で、ついでにWINマシンも数えてみた。これはまだ現役で使うつもりだ。
最初に買った、ノートなのにバッテリーを積んでいないやつ。DELLのノート。DELLのデスクトップ。自作WIN2000マシン2台。最近のウルトラモバイル。
6台もあるんだ。へぇ。

これに、A3ノビレーザープリンターが1台。A3ノビPSプリンタが1台。インクジェットのA4カラー複合機が一台。
もっと他にもあったんだけど(ALPSのMD5000、PS付き、とかね)、既に廃棄してます。

さあ、コンピュータの廃棄は今めんどくさいんだよなぁ。

8月
10
二度

遭遇した。学校内で。
一度目は他の人が多数いる場所で。しかし全くのスルー。私が書類を提出しようと説明を受けている間にいつの間にか消え立ち去った。私も知らぬ振りをしたけどね。

二度目はその帰りすがら、体育館から出てくるところでばったり出会い頭。
すかさず「おはようございます」と挨拶の声をかけた。
今度はさすがにスルーできず「あ…、」と言ってほんの少しだけ頭を下げた模様。しかしそれだけ。

誠意のかけらもないよう見受けられてしまう。(もしかして「申し訳ない」と思っているのならもっと別の反応があるだろうし。)
未だに周知していないみたいだし、次の体制について担当者にお願いどころか説明すらないらしい。

どうやって収拾するのだろう?
そのままだんまりを決め込んで、事が進んでいくとでも思っているのだろうか。
だとしたら、夏休みの課題を出さずにそのまま何事もなく運ぶと思っているずぼらな生徒と全く変わらないレベルだと思う。

つまるところ、そんなところなんだな。