一晩寝ても復活しなかったのでお休みにした。
熱は下がったが下痢と嘔吐は薬で抑えられている感じ。
少し空腹を感じたので食べてみた。そこそこ食べられそうだったので調子に乗って食べ過ぎたかも知れない。また胃が痛い。一日寝ている。
そのかわり、午前中にとても良いものを見た。宝物を拾った。
終末期ガン患者緩和ケア病棟の話。余命何ヶ月と宣言された人たちがそれでも、自分らしく最後まで生きるために歩行訓練などのリハビリを受ける、という特集番組。
あと余命半年といわれた人がリハビリを受け、肺に水も溜まらなくなり半年後には自分で歩いて退院する。寝たきりだった人が、トイレだけは自分でしたい、と自分のベッドにいるときもグーパーグーパーを繰り返し握力を復活させ、次第に平行棒を使って歩けるようになる。そこから生きる喜びにあふれる笑顔が生まれる。
回りのケアも大切だが、本人の強い気持ち無しでは到底なしえない。生きる望みすら失いかけた人たちがそれでも自分らしく生きたいという強う欲求を奮い起こし、その決意と努力が自分の体の自然治癒能力を高めるらしい。
リハビリを受けることでガンが完治するのではなく、余命を少しでものばし自分らしく病院のベッドではなく家族に囲まれて寿命を全うしたい、その望みが奇跡を生む。
人の力って素晴らしい、意志の力って計り知れない、と感動した。
若くて元気なはずのどこかの部活動の高校生メンバーが、何も出来ずにいるのとは大違いだなぁ。何処が違うのかなぁ?