12月
15
音楽鑑賞会

12月13日市内某保育園で鑑賞会演奏を行う。
テスト前から楽譜の準備はしてあったし、いくつかの企画も実際に練習開始していたりしてけれど、実質期末試験明け2日間で準備をする。

今回の課題は準備の素早さ、効率の追求。
小道具もパフォーマンスも演奏も、手分けして工夫し少ない時間で用意した。

かつての私だったら全てのことをみんなに託すのだが、少しはサポートしたほうが良いかな、といくつかの小道具準備を手伝った。
さかなのイラスト作ったよ。

楽器遊び

まず楽器体験。音を聞き、楽器を触り、名前を覚えてもらう。
おもしろいものでテューバが人気絶頂。
トランペットには案外寄ってこなかった。

 

演奏

 
 

演奏は、まずまず。達者には演奏できなかったが、楽しい雰囲気は伝わったかな。
何よりよかったのは、合計1時間ほどちびっ子達が飽きずに聞いてくれたこと。
ノリノリだったよ。元気が良すぎて、むしろ保育園の大人の皆様に気を遣わせてしまったりしたんじゃないかと少しだけ心配。

帰り際、生意気にも!?「上手かったな…」って感想をもらったり。うれしいぞ。
思わず苦笑して「ありがと!!」
観客がいての演奏、という実感はもてただろうか。

演奏会場での準備片付けの手際も良くしたい。少し準備に時間がかかったことが今後の課題か。
その場の状況でいろいろ工夫し即決即断し素早く準備をしなければならない。
経験も必要だが、その時々の状況を読む事が大切だな。各自出来たか?

12月
14
沖縄ソバ

〜〜沖縄修旅でGET! 食材シリーズ5〜〜

その壱

土産物屋でも400円前後で並んでいた。
早い話、インスタントラーメンですよ。
しかしこの手は絶対スーパーが良い。
一袋248円。5つ入り。

まるちゃんと明星と二つのメーカで見つけた。沖縄限定販売。
カップラーメンで日清もあったけれど、あまりにもかさばり過ぎるので止めた。
こういうものだからこそ、ご当地でないところで手にはいると良いのになぁ。少なくとも催事の物産展ででも並んでいると喜んで買っちゃう。

沖縄ソバ1

その土地限定のインスタントラーメンは探す価値有り。
おもしろいもの発掘できるよ。
美味いかどうかは未知。でもたかがインスタントラーメンだもんね。話のネタにはなる。

 
生ものじゃないので食するのはだいぶ先だろう。まず片づけなければならない食べ物があふれているので…。

 

その弐

こちらは乾麺。
本当は生麺が欲しかった。麺類売り場にたくさんの種類の生麺が置いてあった。
生ものは持って帰ることが出来ないのであきらめて乾麺売り場に。
あったあった。

沖縄ソバ2

これは安い。
だいたい100円前後。
スープも売っている。
もちろん束で購入。
 

これだけ沖縄そばがあると、ラフティとかソーキとか豚肉の加工品が欲しくなる。
しかし、コレが難題なんだな。
レトルトになったものを探すけれど、どうしてもお土産用のものしかない。家庭用お惣菜では美味そうなものたくさんあるんだけれど持って帰るのは困難だ。

泣く泣くあきらめる。しょうがないね。

12月
10
本気ってどのくらい?

やってるつもり。
頑張ってるつもり。
自分なりに…。
それって客観的に見たらどうなんだろう?って考えたことなんか無かったんじゃないかな?

(日誌より)
〜前略
昨日テレビでやっていた男子新体操部の番組は本当にすごかった。
「同じ高校生なんだよなー」って見てました。
手首にヒビが入っているのにそのまま練習してたり、ケガをして片方の足首が動かなかったり、一番衝撃的なのは、腰をケガしている人がいたことです。その人はドクターストップがかかっています。とても演技できる状態じゃないし、治すには半年かかるそうです。10分イスにに座っているのもツライんだそうです。
正直、なぜそこまでして続けるのか理解できませんでした。
でも演技している姿を見ると続けていられる理由がわかる気がしました。
本気なんです。その人だけじゃなく、みんな。
本当にすごいなーって思った。頑張る、努力するってこういう事なんだと思った。
上には上がいます。その人たちを見ると、私の努力はミジンコ程度だと思った。
でも、その新体操部大会では2位でした。
その人たちより上はいました。上には上がいます。上ははるかに高いのです。
後略〜

上には上がある現実を知るべきだ。
しかし、打ちひしがれる必要は全くない。
自分も目指せば良いのだから。あきらめなければ良いのだから。
 

初めてみんなに出逢った時、正直言うと「既に負けた顔をしている、あきらめた表情だ」と思った。
「何をやってもダメなんですぅ」と無言のうちに訴えているように感じた。さまざまな刺激を無表情、無反応という武器でかわしているように見えた。
実際練習を開始して見るとそのことが実によく判った。音は正直だからね。
出来ないはずはない。必ず出来るんだ。と声をからして訴えてもみんなはいつまで経っても無表情だった。「私たちにそんなこと出来るわけ無いじゃん。」「期待されても困るもん。」と目を逸らしていた。

その後、いろいろな経験を積んできたね。不安いっぱいで、迷いながら、逃げ出したくなりながら、立ちふさがる障害に嫌気がさしながら、不信感も持っただろうし、喧嘩もした。これでもかって程怒鳴られたし、怒られた。逆に相手にしてもらえなかったこともあるね。それでもみんなは少しずつ前に進んできた。自分なりに頑張ってきたわけだ。
その頑張り度が具体的にどのくらいかは判らない。しかし、「上には上が」あり、「本当にすごいなーっ」「頑張る、努力するってこういう事なんだ」ということを理解出来るようになった事は確かだ。
これって本当に大切なことだと思う。
今、自分のいる位置がどのあたりか、自分以外の世界はどうなっているのか、思い巡らすことが出来るんだもの。自分本位でやりたいことをぼんやりやっているだけでは決して到達できない発想。
あなたたちはここまで来れたんだよ。大いに自信を持とうじゃないか!

さて、そうなるとまた欲が出る。私は欲張りなんだな。
自分の本気、まだまだ余裕がありませんか?もし少しでもそう感じるならば、もうちょっとやってみましょうよ。本気レベル上げてみましょうよ。きっともっとたくさん自分自身の発見があるよ。

12月
09
カリンが欲しくなったので

飯田まで行った。
飯田まで行かなくても何処でも手に入りそうな気もするけれど、「そこまで行く」ということが一つのイベントだから。
テスト期間中で練習は休み。土日が休日っていうのはすごいことなんだな、と改めて思う。

(普通はそれが毎週続くんだよ。 …俺は?って思うこともあるけれど、みんなと音楽できることはそれ以上に大切だ。)
先週も修学旅行代休やらテスト週間で金土日と休みだった。2週間続けてきちんと週末に休業できたんだ。TSWに来てからはじめてだ

先週は南紀のミカンが欲しくて尾鷲まで行った。本当は熊野まで足を伸ばすつもり(行けるのだったら新宮まで行きたかった!)だったけど、帰ることを考えて尾鷲までにした。
尾鷲のみやげ物やの店先で山済みしてあるミカンを見つけ、小さい玉を10Kg買った。小さい玉のほうが味が凝縮しているはず。「皮がゴツゴツしているものは甘いよ」と教えてもらう。
美味い!! 味が濃い。 
なぜもっと買わなかったのだろう。1週間経ってもう既になくなりかけている。

で、今週はカリンだ。カリンはそのまま食べるのではなく、蜂蜜につけたり果実酒にしたりする。

飯田の街中は、いたるところがりんごの街路樹で赤い実がなっている。
これ、採って食べたら罪だろうか。落ちている実を拾って食べたら罪だろうか。
イチョウの木の下で銀杏拾っている人はあちこちで見かけるが、それで捕まった話は聞かないよな。

りんごもジャム用にたくさん買い、洋梨も買い、飯田からR151 経由で途中野菜などを入手しながら愛知県に出てそのまま豊川まで南下。カリンを漬ける蜂蜜も手に入れ東名高速で我が家に向かう。

  飯田近辺の伊那谷には「てんぷら饅頭」という代物が存在する。それはまたのお話。

12月
09
なんとう餅

〜〜沖縄修旅でGET! 食材シリーズ4〜〜

 岐阜の東濃に「からすみ」という和菓子がある。珍味ボラの卵巣ではない。米粉の煉り菓子だ。たまにスーパーで「生せんべい」という黒と白の市松模様シート状の薄っぺらなものを売っている。名古屋のういろもその系統。
 それらは実は私の大好物の一つ。黒糖だったら尚良い。
 …私の病気の最大の原因ですな…

 さて、那覇の公設市場に行く平和通りでの途中、左側に「やまや」という餅屋があった。特に観光客相手にしているようでもなく道にカウンターを出してはいるものの静かなたたずまいである。そのカウンターの上に何かしら葉にくるまれたものがある。
むーちー
検討するまでもなくこれは好物のはずである。
「むーちー」というらしい。葉っぱは月桃(げっとう・サンニン)という植物のものらしい。むーちーの説明はこのあたりをどうぞ。

欲しくて随分悩んだ。
「どれくらい日持ちする?」
「常温で3日ぐらい。」
「3日後の飛行機で帰るのだけれど…」
「微妙ですねぇ。保証は出来ないな」
 …うーーん。残念とあきらめかかったところで別のものに目がいく。
なんとう餅
「なんとうもち」
こちらは見るからに黒糖仕様で、しかも真空パックされている。
「こっちは?」
「これだったら日持ちするよ」

というわけで即お買い上げ。
まだ食していない。月桃の葉も入っているようなのでその風味に興味が持たれる。

報告は後日。乞うご期待!

12月
09
しまハバネロペースト

〜〜沖縄修旅でGET! 食材シリーズ3〜〜

 「ゆず胡椒」が有名になってきた。

 我が家ではかなり前から「ナベ」の友である。自家製を作っていた時期もある。ただし青唐辛子の旬とゆずの旬が若干ずれているために作るタイミングが難しい。
 今では唐辛子の塩漬けを作って冷凍したり、ゆずを搾り果汁だけ冷凍したりで、それぞれを保存しておいて後から必要なだけブレンドするようにしている。
 最近では「かぼす胡椒」とか「すだち胡椒」とかバリエーションも増え、また同じような辛み調味料で新潟の「かんずり」というものもある。
珍しく手に入り辛かったこういったものも、最近では普通にスーパーで売っているのを見かけるようになってきた。食がゆたかになることは良いことだと思っている。

 冬になって鍋の季節になるとこの手の調味料はとても重宝するので、別にどうって事はないけれど目についたので購入した。
ハバネロ
 一応特産品らしいぞ。ハバネロと泡盛となんやらが原材料。
 次回「ナベ」の時に披露されるであろう。

12月
08
日常の活動から

 私がTSWと関わるようになって2年目。よく考えるとまだ2年未満なんだな。
 とはいっても振り返ってゆっくり考えると、本当に急激な変化をしてきた、と感心するばかり。

 人数が集まらない、なかなかメンバーが定着しない、まだまだ技術力が足りない、など悩みはつきないもののそれでも奇跡的な変貌を遂げている事は確か。メンバーはその変貌に対し大いに自信を持って良いと思う。

 みんなの人としての成長が本当に素晴らしい。まだまだ発展途上ではあるけれど、当初予想した段階をいつの間にか遙かに超えている。それは学年毎に書いている日誌を見てもよく判る。

(日誌より)
〜前略
その人は4年後かーって言いながらなんか真剣に考えてたけど何も言わんかった。あたしはなんだか行きあたりで生きている気がしてきた。あたしは意味のある生き方がしたいと思った。その意味をみつけられる生き方がしたい。
後略〜

自分と向き合うことは実に怖いし難しい。でも、自分で自分を確かめたい気持ちの表れだよね、きっと。自分って何?何のために生きるの?って。

(日誌より)
〜前略
出逢ってくれた人みんながいていまのアタシがいると思います。そして信頼できる人に出逢えたことは、偶然とかたまたまとか運命?かわからないけれど必然で決められたことだって思いたいです。もっと早く出逢いたかったなんて言いたいけれど言えません。出逢えただけで嬉しいからです。
後略〜

自分とそれ以外の人。またその関係。そしてその上で自分が存在するという感覚。一人ではないという確信。

決して、TSWの活動だけが影響しているのでないだろう。それ以外の様々な経験によってこのステージまで来ることが出来たのだと思う。でも、ほんの少しでもTSWと関わったことが生きているならばそんなに嬉しいことはない、と心から思う。

12月
08
ジャンクフーズ

〜〜沖縄修旅でGET! 食材シリーズ2〜〜

 どこのコンビニに入ってもだいたい存在する。つまみ売り場にあることが多かったかな。

わけの判らない健康に悪そうな2級品おやつは嫌いではない。
ジャンクフーズ
    ミミガーチップス
    砂肝ジャーキー
    鳥皮ジャーキー
    などなど

 これはこれはそそられるネーミングではないか。小さな袋で手軽な値段なのでいくつか買ってみた。

 決して愛犬セロリのおやつではありません。人間が食べます。

12月
07
ゴーヤ入り黒糖パン

〜〜沖縄修旅でGET! 食材シリーズ〜〜

どこかでも書いたけれど、黒糖好きです。
 

これとは全然関係ないけれど、信州にいろいろな蜂蜜売っているところがあって、そこには「蕎麦蜂蜜」がある。友人は「まずいから」という理由で私へのお土産にするのであるが、なぜか私は美味いと感じる。黒糖の味と似ている気がするから。

 

さて、沖縄ではサトウキビ原料の黒糖(黒砂糖)は当たり前に何処でも並んでいる。しかも今では全国どこのスパーでも手に入る。だから黒糖ものは通常では手に入りそうもない珍しい品を探すことになる。

で、行き当たったのがこれ。
ゴーヤ入り黒糖パン
直径5センチくらいなんだけれど黒糖でカチカチ。歯が立つのかな、と思うくらいカチカチ。
しかもゴーヤー入りときた。どこにどうやって入っているのだろう。気になって仕方がないので購入。

想像は出来るのだけれど、果たして想像通りだろうか?

12月
05
修学旅行SP 3

2007年11月末修学旅行中の2年日誌に書き込んだものを若干補筆して公開します。

 移動中のバスの中。案外揺れるんだな。書きにくい
 時間が過ぎて飛行機の中

 
 吹奏楽の可能性について
 私は大きく3つあると考えています。

1)芸術性
2)大衆性
3)教育性

1)は音楽として純粋に極め本物を目指す事。よく吹奏楽はオーケストラの二番煎じという人がいる。確かにオーケストラの曲を無理矢理吹奏楽でやる場合が多いからそう言われてもしょうがないと思うこともある。
 しかし、吹奏楽には吹奏楽独自の可能性があるんだ。決して妥協の産物ではなく純度の高い音楽表現形態として機能できる。吹奏楽は「ガッコウのぶらすばんど」だけではない。みんながあまり知らないからと言ってやらないのはマチガッテイル。

 かつて私のバンドのために新曲を書き下ろす事が何度もあった。私自身のへぼい曲もあるけれど、すばらしい作曲家達が吹奏楽の可能性を十分に引き出したすばらしい曲を創ってくれた。
 いずれ近いうちにそういった曲をTSWで再演するつもりだ。さらにTSWの為に新しい曲を作って頂く事もあるだろう。その時にTSWは作曲家のどんな要求にも応えられるハイレベルなバンドになっていなければならない。なんと言っても世界初演になるのだからね。

2)は1)の「狭く深く」に対して「広く浅く」だ。
 もっともっとたくさんの人に音楽の楽しみを知って欲しい。吹奏楽っておもしろいね、って思ってほしい。こんな世界もあるんだ、と興味を持って欲しい。
 かっこよく言うとエンターティメント性だな。だからTSWはマーチングをやる。理屈抜きでおもしろく楽しいもの。ショーだね。イルカの曲芸やサーカスと同じかも知れない。でも、よりたくさんの人々に楽しんでもらう事はとても大切なことだ。
 1)だけでは一人よがりになる可能性がある。そうならないためにこのことはとても重要だ。ファンを増やす事にもつながる。

 どちらかというと1)を期待する人たちと2)を期待する人たちは少し違うから両方ともファンにしたいのだよ。
(前に書いたけど私は欲張りだからね)

そして3)
 これはまさに今君たちが実践している事。吹奏楽をやる事によって人間としてよりレベルを上げる事。でもこれは「高校3年間」とか「学校のブカツ」とか限られた時期だけのことを言っているのではない。一生続くんだよ。
 つねに心に音楽がある生き方。幸せをもっと増やす生き方。それを吹奏楽を通して実践して欲しい。

 この3つの可能性、それぞれ無限です。
 コンクールで金賞とったり全国大会に出る事も大切です。(本当に行きたい!!って思う)
 しかし、それらを超える吹奏楽の可能性を広げたい。君たちといっしょにそれをやりたい。目指したい。
 
 もしかしたら今の君たちはまだまだ自信がないんだろうな。
 でもね、普段の生活の中で、今まで見えなかった事や物が見え始めてきているんじゃないかな?
ちょっとした時、ふと気がつかない?
「あ、それじゃダメじゃん」とか「いまこうしたほうが良いと思うのに…」とか。
その一つ一つに自信を持とう。方向は絶対間違っていない。たまに判断ミスするときがあったとしてもそれが大切。次直せばよい。
 この旅行中でもいろいろ感じた事考えたあるんじゃない?それをゆっくり思い出してこれからの行動に活かしてください。
 

 まだ30分くらいある。
 飛行機の中で半分以上の人が寝てる。
 無理もないよな、と思うけれど。

 何度も書くけれど私にとってこの4日間は1日に目の朝が早くて大変だった以外、普段に比べれば数段楽ちんでした。
 毎日血糖値計っているけれど普段より数字は良くて快適ですし。
 …担任じゃないからだね。

 
 で、何が言いたいかというと、レベルの話。
 昔合奏の中で「相対」の話をしたのを覚えてる?

 仮にこの旅行中のしんどさレベルは皆同じだったとしても、普段と比べると人によって高く思えたり低く感じたりする。
 しんどさレベルと同じように考えて

 ・本気レベル
 ・能率度レベル
 ・理解レベル
 ・
 ・

  いろいろな言葉を当てはめてみてください。
 そして、その時その時のレベルがどんな感じなのか、自分はどの位置にいるのか、良く考えてみましょう。

 どうですか?
 まだまだやれそうですか?
 もう限界ですか?

 イキナリ無茶はしてもダメだけどレベルを上げていかなければずっと低空飛行のままだよね。すこしずつレベルを上げよう。

 いつも言うけれど「吹奏楽部は学校のリーダーにならなければいけない」。個人としてももちろんだけれど、団体・集団としてのリーダーになって学校を引っ張っていく使命を持っているのが吹奏楽部。なんと言っても学校の看板背負って街に出て音を出すんだからな。学校の顔だ。

 ある人とお互いの前任校の話をしていてやっぱり強くそう感じた。
 その前任校は吹奏楽の世界では超一流の学校なんだけれど、その部員達はやっぱり学校のリーダーだったという話だ。クラスでも活躍するし卒業してもそう。ずっと続くんだね。

 今の君たちはもうすでにはじめの一歩を踏み出して進み始めている。後戻りは出来ない。
 この飛行機が飛び始める時のように。滑走は終わって少し空宙に浮き始めている。あとはどんどん高度を上げていくだけ。あのぐいぐい昇っていく感じ解るよね? シートベルトして席を立てず少し不自由だけど高く上昇して安定するためには必要な事。ここでエンジンの力が出せなかったら飛行機は落ちてしまう。

 気を抜かず、力を出し続けよう!
 私もやるよ。君たちがいるかぎり。