5月
24
我が家の南面は開けていて家がない。なにせリニモが走っている大きな通りまでずっと田んぼだ。
最近直前の田んぼ数枚を代掻きしたようだ。水が入った。さらに数回降った雨で満水になり整備された水田になった。
とたん、蛙がうるさい。
睡眠の邪魔だ。気になる、程度ではない。文字通りうるさい。
種類はアマガエルだと思われる。
よく家の壁に張り付いて真っ白になっている蛙がいる。(我が家の外壁の色は薄いベージュだ)
そして、聞こえてくる鳴き声は一種類だ。本当はほかの種類もいるのかも知れないけれど。
それまで何処にいたのだろうかと不思議だ。寒いときは土の中で冬眠しているのだろうと想像するが、田んぼに水が入る時はもう既に初夏のような気温の時だってある。そんな暑いときだって一切蛙の鳴き声は聞かない。
ほかから移ってくるのか。
でも、何となく、少なくとも蛙が生き生きとうるさく鳴き声を上げることが出来る程度の自然ではあるんだな、と思う。薬付けの畑ではミミズさえいないと聞くからね。
その意味で、我が家にいながら自然を感じることが出来るのは幸せなのかも知れない。
そうそうたまにヤモリ君も登場するし。
毎年うちの庭で脱皮する3m近いシマヘビもいるし。
たまに示し合わせたかのようにピタッと止まるときがある。
調子外れの奴もいる。
うるさい中でも、なにやらドラマがあるのかも知れない。