月別: 2008年8月
第9回定期演奏会に出させていただいた。
TSW単独の演奏もあった。練習は苦しかったな。いつもながら。
その苦しさから、本番の雰囲気や出来上がりは想像できない。
自身では何とかなった、という程度だけど、周りの方々から随分お褒めのお言葉を頂いた。
不思議だな。
やれば出来るのに。
やれば出来るのに。
やれば出来るのに。
やれば出来るのに。
何時も出来るようになれたらいいね。
あなた達は必ず出来るんだという事を信じて疑わない。
次のステップは、出来ることは何時も出来るようにする事。
私は、それも必ず「出来る」と信じてる。
だからがっかりさせるな。
お願いだから裏切らないでくれよ。
珠玉の宝物達よ!!
の季節。
ずっと以前に秋刀魚用の皿が割れてそのままになっていたので、季節になる前にどうしても欲しくて信楽に行った。
そんなところまで行かなくても瀬戸焼きや美濃焼の窯が近くにあって良いものはたくさんあるのに、とは思ったが。
第二名神が出来て一度走ってみたかったというのもある。
とにかく信楽に行った。
しかし、何件かのぞいてなかなか気に入った秋刀魚皿はない。
そうこうしているうちに信楽まで来たんだからやっぱり狸を手に入れるべきだと言うことになった。
大福帳と酒瓶を持った蓑傘付き狸。
いつも大量に並んでいる狸を見ながら誰が買うんだろう?と思っていたが自分が買うことになるとは思っても見なかった。
何でか?
「他抜き!たまには縁起を担げ!」
だそうだ。
なるほど…と思いながらも、「うちは狐だが喧嘩しないかな?…ま、大丈夫かぁ…。」
準備室の机に乗っている狸はそう言う理由だ。
お目当ての秋刀魚皿は、結局見つけることが出来た。2枚しかなかったが。ま、それで良いか。
信楽!ってなかんじのものではないけれど、けっこう気に入っている。
早速新物の秋刀魚を焼いたが、まだ脂がのりすぎて今ひとつだった。
もう少し季節が経って南下し脂が落ちたら再度秋刀魚を食べようと思う。
某Tの方々、本当にありがとうございました。
私は嬉しかった。妙に懐かしかった。色々思い出しました。
さて、TSWな人たち。
「大変で、きつかったけど、あれは合同練習。あの日だけの特別なイベント」
では決してない。あれが私のスタンダード。いや、本当はまだぬるい。
あなた達と同じ高校生がこなしているんだ。実感できただろう。
あなた達に出来ないことはない。その証拠に何度「やれば出来るのに」と言われたことか。
あなた達は「出来る」のだ。「やらない」、「やろうとしない」だけ。
もし、本当にきちんと「やる」気持が作れないのならもうTSWにいるべきではない。自分自身が辛いし、どう考えても他人に迷惑な話だろう。みんなで足並みそろえてやるのがアンサンブルなのだから。
やっとそれを言えるレベルにまで来た、のかも知れない
大切なのは継続すること。今日も明日も明後日も、2学期になっても、来年になっても少なくとも同じ緊張感や集中で練習を進めること。さらに高め密度の濃い練習を反復すること。でなければ意味はない。
「やれば出来るのに…」がなんて愚かなことか実感したと思う。
「やらなければ全く意味がない」ことを理解できたと思う。
価値観を変え、生まれ変わってください。生き直してください。
開田高原(携帯サイトもある)はここ (ごめん。携帯では地図出ないや。)
かつての釣りホームグラウンドだ。木曽川水系。御嶽山の東山麓。涼しい。もちろん冬は寒い。本州の最低気温記録をもっていると聞いたこともある。
そう言えば最近は全然竿を出していない。タックルを持って行っていないんだもの。釣り方忘れちゃったかもね。
いつ行っても快適だ。標高1000mを越える。
今回も、ただあちこち放浪しようと思ったけど結局ここのキャンプ場にとどまってしまった。
最近はやりのキャンプ場ではないからあまりお洒落ではない。管理人のおじさんも昔から無愛想だ。でも、その何もない感じ、整備されていない感じ、が心地よい。
温泉もいくつかある。御嶽明神温泉(やまゆり荘)はたぶん鉄を多く含むのであろう、茶色のお湯。飲むと糖尿病に良いと書いてあったので飲んでみた。「おうぇっ」ってなった。一日に1000ccくらい飲め、って、とても無理だ。
ここは蕎麦もうまい。だが、夏はやめた方が良い。もうすぐ新蕎麦がでるし、何より水が冷たくないからしゃっきり感がない。秋が深まるまでお預け。
昔は冬、渓が解禁になったら必ず来て、魚は釣れなくてもうまい蕎麦食べて満足していた。
到着した次の日、隣の三岳村でスーパートライアスロンなる催しをやるようだった。
こんな山の中でどうやって泳ぐの?と思っていたが、泳ぎの代わりに登山らしい。御嶽山頂まで登るのかな。知らなかったがもう20年以上続いているらしい。
天気が良いと御嶽山がとても綺麗に見える。今回はいつも雲の中。
この頃はどこの高原でも夏にトウモロコシを売りにしているが、このあたりではここが一番早かったんじゃないかなぁ。確かに美味い。開田のはバイカラー系で甘みが強い、と思っていたけれど最近のトウモロコシはどこも甘さを競っている。並べて食べ比べればそれぞれ違いがあり優劣もつくが、それだけ食べていたらどれも遜色ないと思う。帰り際に農家直売の1本¥150を10本買う。
ただ、それ以外は何もない。コンビニなんか有る訳無い。一番近くの街に出るのに車で30分はかかる。昔は歩いて半日かかったらしい。
今年、若干の変化を見た。主要な道沿いに「売り地」の看板が多くなった。団塊の世代向けにだろうか。
かくいう私も「別荘作るならここだ!」と決め込んでいる。勤務地近くへの転居もままならないのに、である。
すがすがしい空気と、雄大な景色、そして割り切った何も無さ不便さ。田舎暮らしに憧れて、ここは私の聖地かもしれない。
昨年、道の駅車中泊で、愛犬セロリが大変な目にあったところ。
長野県の南端だ。
連日の旅で疲れて寝たいのに、夜明けまで盆踊りが続く。一踊り済むと爆竹が威勢良く鳴る。
音響シャイなセロリは、雷や花火の音がするとしっぽを丸めてガタガタ震える。
私は全然構わず寝ているのに、セロリは一睡も出来ずさぞ辛い思いをしただろう。
その数日後、病院の待合室で朝のワイドショー何気なく見ていた。
そしたらこの新野の盆踊りを、珍しい日本の盆踊りベスト10として紹介していた。
行く前に知っていたら良かったのに、と。
今回しっかり案内板を見た。それによると様々なところで色々な踊りや儀式があるようだ。
このあたりの山間部は、東栄町の花祭りのように場所を変え日にちを変え様々な儀式を日常的に行う風習が昔からあったのだろうか。日本の古き良き伝統だなぁ。しかしそれを現在維持していくのも並大抵のことではないのかも知れない。
そのTVの紹介を見ながら、知ってりゃ、違うところで寝たのに、とか、ただ寝るのではなく見たり参加したりした方が良かったな、と思ったりしたのだった。
今年もここを通った。せっかくなので見ようかと思ったが、先を急いだ。
雷が鳴っていたから。
やはりセロリはしっぽを丸め情けない顔してガタガタ震えていた。
8月11日に新しい体制に移行するための発表をした。
世代交代だ。
以前も書いたが昨年に比べ今年は格段に早い時期だ。
(いや、昨年が異常に遅かったのかも知れない。)
様々な思いがある。痛い思い、辛い思い、にがい思い、悲しい思い、苦しい思い…。(嬉しい・楽しい思いは少ない…。)
残念ながら私には、自身の溜まりに溜まった思いの吐き出し先はなかった。
新しい活動が故に、文字通り私の前に道はないのだ。
かろうじてその思いを共有してくれる人と、私がくじけそうになった時にパワーを分けてくれる人が少数いただけ。
それでもなんとかここまでやってきた。新しく始めて3年目の、しかもNGO指向のバンドとしては良くやってくれていると思う。
様々な人がいた。
今まで私が出逢ったことのない人たちがたくさんいた。
私がそれらの人たちをきちんと理解できずにいた。
そして、私自身の役割を認識してもらい、それぞれの立場を理解してお互いに補い合って進む体制がなかなか組めなかった。
だから、ある意味、強引な力業で進めてきた。随分負担をかけてきたと思う。
これで良いのか? もっとほかに良い方法はないのか? 常に自問自答しながら。
今私の持てる最大限の力を発揮しようとした。もしこれでダメならば私の力の無さ以外に原因は無い。
TSWを前に進めようとする時、先に進もうとするもの、そのままでいようとするもの、両者とも大きなストレスがかかる。何をするにも負担が正負両方にかかっていくのだ。いや負のエネルギーの方が大きかったな。
何かある度に「一体俺は何をやっているんだか…!!」と混乱したよ。前に進みたいだけなのになぁ、と。
単純にシンプルに楽器の練習をし、上達し、音楽をしたい。
もちろん、それをするための条件も整えなければいけないが、出来ればその条件はTSWに所属すると(…それ以前から)自然に身についていて欲しい。
それが代々引き継がれていく伝統なのだと思う。3年目でだいぶ積み上がったか?
この先、新たに積み上げなくてはならない。確実に!
その為に早めに体制を変えたのだ。
バトンを渡す人も、渡される人も、同様に先に進もう!人任せではなく!!