8月
05
本日の録音を聴いている。
細かい事を言えばきりがない。
つぶせていないことはたくさんある。やり残しもある。
なかなか思うように音楽が運んでいかないところもある。
激怒し、説得した。説明し、励ました。
そして練習に明け暮れ、人とぶつかり、悩み、自分を見失いそうになった。
音が寄らず、アンサンブルが崩壊しかかった。
延々とそんな繰り返しをしながらここまでやってきた。一日一日では同じところをぐるぐる回っているだけに感じたりする。
しかし、今日の演奏を聴いて随分成長したなぁ、と心の底から感心した。
人数は30人に満たない。しかも半数以上が1年生だ。高校初心者が何人もいる。
しかし、断言する。出てくる音はそんなバントとは絶対感じさせない。
全ての出演団体と比べても我々TSWはひけを取らないだろうと確信する。気持でも音楽でも。
今日の通しでは、細かい傷はたくさんあるものの、みんなの気持が寄り添って一つの音楽を創ろうとしているのが手に取るように分かった。技術的な不足を補って尚余りある気持のうねりが感じられた。
今までやってきたことに絶対の自信を持とう!
TSW by NGO のメンバーであることに最高の誇りを持とう!
一筋縄では進まない運営も、要領よく進めることの出来ないパート練習も、全て含めて我々TSWの活動だ。それらの集大成が明日の演奏に出る。それで良いじゃないか。
苦しんだことも悩んだことも、嬉しかったことも辛かったことも全て明日の演奏の表現につながる。
それがTSWの音楽だ。人の生き様そのもののの音楽だ。
そろそろ「TSW」がただ者ではないバンドであることを世の中に示そう!
その準備は整った。
主役は君たちだ。君たちを信じることに微塵の疑いも無い。
さあ、いざ!!