8月
27
の季節。
ずっと以前に秋刀魚用の皿が割れてそのままになっていたので、季節になる前にどうしても欲しくて信楽に行った。
そんなところまで行かなくても瀬戸焼きや美濃焼の窯が近くにあって良いものはたくさんあるのに、とは思ったが。
第二名神が出来て一度走ってみたかったというのもある。
とにかく信楽に行った。
しかし、何件かのぞいてなかなか気に入った秋刀魚皿はない。
そうこうしているうちに信楽まで来たんだからやっぱり狸を手に入れるべきだと言うことになった。
大福帳と酒瓶を持った蓑傘付き狸。
いつも大量に並んでいる狸を見ながら誰が買うんだろう?と思っていたが自分が買うことになるとは思っても見なかった。
何でか?
「他抜き!たまには縁起を担げ!」
だそうだ。
なるほど…と思いながらも、「うちは狐だが喧嘩しないかな?…ま、大丈夫かぁ…。」
準備室の机に乗っている狸はそう言う理由だ。
お目当ての秋刀魚皿は、結局見つけることが出来た。2枚しかなかったが。ま、それで良いか。
信楽!ってなかんじのものではないけれど、けっこう気に入っている。
早速新物の秋刀魚を焼いたが、まだ脂がのりすぎて今ひとつだった。
もう少し季節が経って南下し脂が落ちたら再度秋刀魚を食べようと思う。