昨日二つ。
いなり楽市。朝10時からいっぷく亭前。
朝一番で合奏してから、積み込み移動。
移動や準備の時間もぎりぎりでなく。一つ一つ私が指示をすることもなく。なんとか想定通りの動きが出来てた。そう言う意味では随分進歩したと思う。
しかし、寒かったな。音程はシビアに合わせるの無理だよ。でも、本番で音出しながら少しずつ合わせようとする努力はもう少しあっても良いと思う。
11時直前に終わってすぐ移動。いなりの中で11時30分から本番だから、ここはギリギリだと思った。出来るかな?
車で運ぶのではなく人海戦術の方が早いと思い、何往復かして運ぶように指示。
どうしてものものだけ車で運ぶ。人出やイベントでにぎわっている中、なんとか境内に入り込み下ろす。
何とかなったか?と思って自分のスコアと棒を持って出ていったらもう既に総合司会が始まっていて、時計を見たら11時29分。
さらに我々のMCも開始された。定刻スタートだ。
素晴らしい。
先刻よりは随分マシな演奏になる。ただ観客が遠いので一体感はあまりなかったかな。
お世話していただいた方のお孫さんはH丘でバンドやっていたそうだ。どうりで詳しいわけだ。
その方が、終わった後、ポソリと「しかし上手くなったなぁ…」とおっしゃった。私に対してではなく独り言のようだった。少し嬉しかった。
精進料理をおいしく戴いて学校に戻り次の日の本番の練習。合奏。
ああ、忙しい。
で、今日一つ。
新城に行った。初めての小屋。ピットの張り出しステージだが、全体が反響している。
演奏中に響きの悪さは感じなかった。むしろ気持ちよい。客席ではどうかな?
ただ、響くホールは怖い。響きに生音が埋もれてしまう傾向があるようだ。
実力の差が如実にでる。上手いと響きが助けてくれる。下手だと響きに負ける。
何度かこの小屋で練習してみたいな。
演奏は、「ま、やることはやった」感じ。決して悪い印象ではない。もちろん課題は山積み。これから一つずつ潰していかねば。
本部のモニターでしか聴けなかったけど11人のAN高校のバンドは好感が持てた。1人1人が誠実で一生懸命な音がしていたと思う。見習うべき事はたくさんあるだろう。
最後に舞台係をした。こちらもまだまだ課題はあるが進化は認めらた。
一度に全てを望むのは難しいのは解っている。一つずつ確実に自分の物にしていこう。
何事も「出来る」と信じることから始まる。
「自分は出来るんだ」と信じる事できなくて辛い事もあるだろう。
逃げ出したい時もあるだろう。
でもそれは、出来ないことから逃げるのではなく「自分はできるんだ」と信じることから逃げるのだと思う。
逃げ出したいのは、今まで信じたことがないから、信じてもらったことがないから、なのかも知れない。
でもTSWでは信じることが出来るのだ、と思う。
信じたいと思うことが出来るのがTSWだ、と思う。
だから少しずつでも進化できるのだ、と思う。
TSWにいさえすれば。