12月
13
この仕事になってから、あまり夢を見た記憶がない。
見ていないはずはないと思うけれど、朝起きた時に「おぉ、今日はこんな夢を見たぞ!」と思い出すような事はなかったと思う。
かつて私は、数十回にも及ぶ連続ものや、超SFもの(次元を飛び越えて、主体が入れ替わって、時間を縦横無尽に駆け回るような!)な夢を良く見たものだ。空も良く飛んだ。
でも、このところ毎日がきつかったからか、帰宅して夕飯を食べながら寝てしまうくらいの(日付が変わっていたりするから当然と言えば当然なのだけれど)睡魔が常にあり(高速道路の帰路は随分スリリングだったからな…)、一度寝てしまうと即、朝な毎日だったのだ。
土日が2週連続で休み、休日の練習は午前中でお終い、な日常になって、だから十二分な睡眠が取れているからだろう。久しぶりに、見ている時の感情や状況などを克明に覚えている夢を見た。
内容はなんてことはない。
〜久しぶりにあった人と正面で向き合い、しばらくじっとお互いを見つめ、その後ににこっと笑って握手する。〜
程度の内容だ。時間にすると(極めて感覚的だが…)ほんの数秒から10秒程度だと思うが、その時に自分が何を思い考え、相手が何を思ったかを想像し、その結果どう行動したか、を克明に覚えている。
フロイトもユングも詳しくないので「だからどう?だからなに?」にはならないのだけれど。
何故か鮮明な夢だった。
なんだったのだろう…。