5月
19
出演依頼

いなり楽市。
敬老会。
少し先の話では保育園での音楽会。
保育園はかつて呼んでいただいた時の演奏が好評で、再度お願いできませんか?という依頼。
少しずつ草の根で広がっていくTSWの評価。

嬉しいね。呼んでいただけるというのは。
必要としてくれる事の喜び。
音楽っていうのは、そうやって広がっていくんだ。
それが本質だと思う。

「演奏お願いできますか?」
「指導に来てください。」
「みてもらえませんか?」
「いっしょに練習してくれませんか?」
「助けてください!」
呼んでいただける範囲が少しずつ広がってきている。
力がどれだけあるのか判らないけれど、何かのお力になるなら喜んで。
 

逆に「お願いですから来ないで!」と思われるようになったらどうしよう?自分が否定されたと感じて逆上するだろうか?世の中にはそんな人いるけれど。
いや、「邪魔しないで!」と言われ、自分自身もそう感じるのなら素直に引き下がろう。
迷惑となってしまったときに引き下がる潔さは常に持ち合わせていたい。
人の力になれるのか、人の邪魔になってしまうのか、線引きはとても難しいけれど。
なにが迷惑なのか判断するのはとても難しいけれど。
その見極めが出来る人でありたい。
いや、まずその前に人の力になり、皆が頼ってくれる人でありたい。
それが人としての豊かさ深さだと思う。

あっ、大丈夫。目の前にいるTSWの宝物達はみんな線より上だよ。
みんなお互いとても大きな力になっている。それが私の誇り。TSWの誇り。

期待されて、出演依頼が来て、ありがたく1つ1つ丁寧に対応していこう。
あわただしく、行動がばたばたすることは良くあるけれど、だからこそ音楽は心を込めて、じっくりと。
音楽の喜びを広げるために。

5月
19
愚問

ある時ある人に、一度尋ねてみたかった質問をしてみた。
「仏教はどちらかというと性善説ですか?それとも性悪説ですか?百八個も煩悩があるんだから性悪説なのかな?」
すぐさま答えが返ってきた。
「どちらでもありません。中道です。」
「煩悩は悪ではなく、苦です。」

中道(ちゅうどう)とは、仏教用語で、相互に対立し矛盾する2つの極端な概念に偏らない自由な立場による実践(仏道修行)をいう。
by Wikipedia

とても明快で嬉しかった。
と同時に、知る事はやっぱりとても大切だと思った。
聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥。

中道。
うん。自分の言動に照らし合わせてみる。
どうだろう?

比べても全く無意味だけれど、お釈迦さまは、六年間(七年間?)で中道を覚ったという。