7月
04
一段落

ついたと思う。(公表できる段階ではないケド…。)

期末試験が終わると(まだ始まったばかりだが…)全開な練習がはじまる。
楽器の、楽譜の、音楽の、練習をするのと同時に様々な訓練もする。
コンクールに向けて死にものぐるいで練習するのは、ただコンクールで良い賞を取る為だけではない。
もちろん今年は賞取り代表云々も最大限目指すが全然別次元の効果も狙う。

しかし、渦中にいる人はそんなことは全く考えなくて良い。
ただただ素晴らしい音楽になるために考えられること出来るだけのこと全てやり尽くせば良い。それだけ。

練習は極限まで苦しい思いをするだろう。誰だって逃げ出したくなる。
何しろ私自身がいつも一番逃げたいのだから。
でも、自分を誤魔化したらそれでいっかんのお終い。
全ては無になる。とはいっても、きっと無になったことに気が付かないだろうがね。
 

…ずっと後になってからそれを知る。

いつの間にか何かを得ていた事を。
知った時に、少しだけこの大変だった瞬間を思い出してくれればいい。

あるいは大切なものを取り逃した事を。
知った時に、取り返しの付かない悔しい思いをしてくれればいい。
 

私は欲張りだ。
一段落付いたからといっても、ただでは起きない。転んだにしろ転ばされたにしろ。
起き上がる時はワラをも掴む。

さて、掴んだワラで次は何を始めようかな?