月別: 2009年9月
が見えていない人がいる。もちろん自身の立ち位置のこと。
周りの状況や人の気持ちの流れが見えないんだろうなぁ。それでは「何様のつもりだ!」と思われてもしょうがない。
教育の課程の中でなら、理解させ行動させることはとても重要だし責任もってすべきことだろうが、今は既にその状況ではない。もっとも、見えていない人にいくら言ってもわかりっこないだろう。それでずっと苦労してきたのだから。その苦労の挙げ句の果てが今の状況だ。だから今、その見えていない人の問題が突然解決することはまずないだろうとは思う。(しかも一番大切なテクニカルスキルは決して高くない。いや、低い。)
でも、やっとその呪縛から逃れられそうな状況になってきたのに、再度のしかかってくると誰もが辟易する。全く関係のないところも巻き込んでとんでもなく不愉快になる。
「誠意だ、好意だ、と勘違いしているのだから」というフォローは無用だ。
無知は罪なのだ。勘違いだからこそ罪なのだ。
可哀想に、当事者達は言えないだろうから、あえてここに書いてみる。
「関わらないでください。そっとしておいてください。後生ですから。私たちは私たちの道を歩きます。絶望を乗り越えやっと歩き始めたのです。今の私たちにあなたは必要ないのです。その道は歩きたくありません。今後必要になったらお願いすることもあるかもしれません。それまで遠くでそっと見守っていてください。」
付け足し。
この世界、マナー違反は徹底的に叩かれる。
朝早くから庭で鳴いて賑やか。今朝はそれで目が覚めた。
日中はさすがに暑いが、日が落ちるとコオロギやキリギリスが聞こえだし、風がさわやかに感じるようになる。久しぶりにカシャカシャカシャカシャとクツワムシも。夜の散歩中に聞いたマツムシは、「ちんちろりん」と16分音符だった。最近聞くのは「ちんちろろりん」と三連音符臭いのだが。
もう9月だ。
少しずつ仕事部屋の環境が整備され、落ち着いて楽譜を書くことが出来るようになってきた。
コンピュータのデータも整理しつつ、「こんな楽譜書いたっけ!?」と再発見する事も多い。
そんな事しながら、この数年ほとんど楽譜書いていないことに気が付いた。校歌とか応援歌などの幾つのかのバンドアレンジだけじゃないかな。
全くそれどころじゃなかったからなぁ。忙しすぎて忘れていたけれど色々書きたい物があったことを思い出している。幸い既にいくつか依頼があったりして、着手準備中だ。
8月後半は日中の暑いさなか、ゆったりと近所のスーパーや家電屋を周りながら体と心を整えていたが、そろそろ仕事に戻ろう。少しでもたくさんの若い人達に音楽の幸せを伝えていきたいから。色んなところで待ってくれていると感じている。応えたい。
世間は政権交代で何かと騒がしい。テレビで映される勝った顔と負けた顔の対比がとても興味深いね。
そういえば家の前を通り過ぎる選挙カーが「苦戦しております、苦戦しております。どうか皆様よろしくお願いします」と叫んでいて、なんだか笑ってしまったっけ。投票日直前の夕方だったらそれも有りだろうが、一週間も前に聞いちゃうとね
もちろん何が勝ったのか何が負けたのか、これからしっかり本質を見抜いて行かなければならない。
=実るほど頭を垂れる稲穂かな=