飛騨の丹生川に行った。
運搬の手伝いでドライブがてら車を出した。
東栄・御園で星の子午線オルゴールをやった友人の手伝い。
今回は、日中空の様子(雲の動きや明るさなど…)をリアルタイムで音化し、ブラインドされた別室で聴く、という仕掛けらしい。
旧丹生川東小学校(廃校された)で行われるイベントの一環だそうです。
渓流釣りを始めたころ、郡上・長良川が解禁する2月1日以降夏が終わるまで暇さえあればR156を北上した。まだ東海北陸自動車道が出来る前、明宝温泉が無料だった(!)ころ。
解禁明けで久しぶりに釣るワクワクを持って、釣れる予感に打ち震えつつ、眠い目をこすりつつ、スキーの渋滞と格闘しつつ、貧果でしょぼくれつつ、何度も何度も往復した道だ。
それからしばらく経つと郡上やひるがのを通り抜け荘川まで出るのが恒例になったが、この辺りの釣行はやはりいつもR156を北上した。
いつの間にか高鷲を越え荘川まで東海北陸自動車道が伸びていき、ついには小鳥ダムを乗り越えて日本海まで抜けていった。
さらに飛騨清美からは中部縦貫という道路が高山に向かって延びている。西は福井県の九頭竜湖付近の油坂峠を端に発し、もしかしてこれは安房トンネル経由で松本まで繋がるのかしら。
今回、ホントに久しぶりにせせらぎ街道を通ったのだが、飽き飽きしていたはずの道がとても新鮮で良い道だった。(今回は食べなかったけれど五平餅屋も健在だった。)
山に雑木が多く、みずみずしい様々な新緑の時期だったからこそ気分の良さが倍増したに違いない。
さて、タイトルだが、高山市街を抜けたR41沿いに食堂があり、そこの豆腐焼き定食とホルモンを食べた。
この20数年来、記憶だけを頼りに店を探し、多分ここだろう、と見当を付けてからもなかなか機会が無かったのた。
本当にやっと。ようやく。
味はきっぱりと。全く媚びてない。濃い。
一般的な「豆腐ステーキ」とは全く想像を異にすると思う。まさしく「豆腐焼き定食」だ。
四半世紀前の記憶にジャストヒットらしい。
それぞれ四角い鉄板に乗って出てくる。ホルモンも美味。
他のメニューは「焼き肉」と「焼きイカ」だけ。(若干の麺類が有ったかも)
客層が面白かった。
正午前に入ったときは、地元の人たちとリタイア後の旅好きさんたちの様相だったのに、昼休みになったら途端にスーツネクタイでビシッと決めたビジネスマンだらけなっちゃった。
明らかに接待ランチだな。「高山に来たら一度はここでしょう!」な雰囲気で。
バイクのツーリストも多いと聞く。
何せ安い。
もしかしたら三重・亀山の亀八食堂のように、ホルモンに白玉うどんを混ぜると美味いかも知れない、と密かに思った。
場所はJR高山線上枝駅(ほずえ?えき)付近、R41号沿い。
有名な店だと思うよ。国八食堂。
我が家の「もう一度行きたい店」にリストアップされた。