8月
19
どうやら

世の中が一番暑い最中、快適に過ごす事が出来たようだ。
うっしっし。

爽やかな風が木立を通り過ぎていく中、小鳥のさえずりに聞き耳を立て、満天の星空を仰ぎ、何故かまた今年も甘いトウモロコシをもらい、温泉につかり、美味いものを喰らう。

テン場は全く混んでなく、6〜7組ほど。
子連れのファミリーは2組だけ。それも自然の中で元気に遊ぶとっても微笑ましい子供達。
他はバイクツーリングなどの単身(早朝出立)とか、全くの山岳テントの二人連れとか。
あ、フルコンのキャンピングカーが1台いたな。(電源サイトって有ったっけ?)
滞在型の人たちも手慣れていて穏やかでストレスは微塵も感じない。
 

お盆の土日は土砂降りだったそうだが、それでも満タンだったらしい。
「ここのお客さんは常連が多いから雨なんか関係ないんだわ。」
「今日からはきっと天気が良いよ。良い時に来た。人も少ないし。」

帰り道は自宅に近づくにつれ次第に暑くなってだんだん現実に戻る、というパターンではなく、ふもとの木曽福島に下りたとたん、酷暑の現実に引き戻される。
権兵衛峠をトンネルを抜けた伊奈谷では既に35度を越えていた。
どうなってんだ?体壊れちゃうよ。

帰宅し、昨晩はスズムシを聞いた。
今朝はツクツクボウシを聞いた。
今は遠雷をバックに涼しくはないが暑くもない風を感じている。
ひとまず酷暑のピークは回避したかも。

秋刀魚が捕れないとのニュースを聞きながら、それでも夏は過ぎていくんだ、と妙に感心しながら。
人間の都合が季節を巡らせるのではなく。