9月
19
しばらくぶりの

風の便りが届く。
中身は何の変哲もない事務連絡。

…ではあるものの、先日のように、それはなにかのサインなのかも知れないと考えてみる。
根拠は特にない。いや、いくつかのごく小さなかけらをもとに頭の中のどこかでそう感じているのかも知れないけれど、もちろんまったくあやふや。
何往復かのやりとりのなかで、もう少し違う状況も知ることになり、やはり、なにか微弱な信号がでているような気はしたのだが。
世の中、そんな聞き取れないような微少な信号であふれかえっているのに、誰も聞き取れないとするとなかなか辛いし苦しいな。

自分のアンテナ感度は鈍っていないだろうか。

あ、そうだ。最近、中国製ラジオでともて高性能なものがでてきているらしい。あるWEBの紹介では「国内民放全局制覇をねらえる」との記述も見られる。値段も高性能な割にお安く。

もっとも、感度が良くても誤動作ばかりでは困ってしまうし、もし仮に何かの信号をきちんと捉えたとしても、それに対して何かできるかと自問すると、何にも出来ない事に気付き狼狽する。
だから無意識に感度を下げ信号をノイズに埋めて解らなくするのかも知れない。

…ま、考え過ぎの思い過ごしかな。

爽やかな秋の風に乗って届いた風の便りで様々思いを馳せてみた。