なるけれど、諏訪大社にお詣りしてきた。
いつもなら熊野まで行って本宮と新宮さらには那智と三社を詣るんだけど、例の水害の直後だからもう少し落ち着いたら行こう、と考えた。そしたら先日再度水害だ。
被災地の方お見舞い申し上げます。落ち着いたらまた必ず行きます。
諏訪大社は御柱祭りで有名だけど今まで一度も行ったことがなかったのだが、今回は熊野を断念したから、それではこの機会にきちんと行っておこうと、上社の前宮と本宮、下社の春宮と秋宮と、4つの宮を巡ってきた。
まずは上社の本宮。門前はおみやげ屋さんなども並び、観光バスも出たり入ったりで賑やかしい。でもなんだか伊勢とか熊野とかと雰囲気が少し違う気がする。詳しいことは判らないけれど。
入ったすぐに新しい土俵があった。相撲と何か関係があるらしいのかな、と思いながら順路を巡っていくと、拍子木の音が鳴り渡りだした。神事が始まるようだ。しばらくすると歌声が聞こえだした。
近くに行くと、本殿の前で力士と思われる格好をした男衆が円陣組んで歌いながら舞っている。
おお!見付けた。これだ。諏訪大社上社本宮・十五夜相撲神事というらしい。説明はこの辺りなどをどうぞ。
たまたま出くわしたのだが、良い物を見させていただいた。
その後、上社の前宮にいった。こちらは民家の奥を入り坂を登っていったところにある。
鄙びていて良いなぁ。ごく普通の鎮守様の様相。それでも四隅に御柱は立っている。
諏訪湖を挟んだほぼ対角のところにある下社。
真冬に全面結氷した諏訪湖で起きる自然現象「御神渡り」は上社の男神が下社の女神のもとに通った道
まず春宮から。
そういえば何度もこの前は車で通過している。美ヶ原方面R142に入るために。道の真ん中に鎮座する「下馬橋」を見て思い出した。
そして、宮の近くに「万治の石仏」がある。万治の石仏でぐぐったtopはここ。様々推測するが、造形としてはとても面白い。岡本太郎絶賛らしい。うーん、好きだ。
最後に秋宮。
神楽殿は改修中。
春宮と秋宮、神様は半年ごとに入れ替わるので、年始のお詣りこっちだそうだ。
四つの宮とも立派だった。建物の装飾も沢山あるし、本殿への距離感が(物理的にも心理的にも)近いように感じた。
また(近くにあった小さなほこらでさえ)きちんと四隅に立派な御柱が立ってる。こんな立派な樅の木の御柱合計16本を7年ごとに入れ替えるのは大変なことだな。