11月
30
知人がリンクをシェアしていた動画。
私はここに動画を張り付けようと思う。
あるピアノコンクールでの講評ということだが、大いに共感するお話。一つ一つ「そう!そう!」と頷く。
私が自分なりに言葉を探して様々な場で音楽好きの若い世代に伝えようとしてきた、まさにそのものだと感じる。
言葉の選択のしかたによってこれほど説得力を持つことに感嘆し、少しでもそれに近づけるようにしなければと思う事しきりである。
だが、しかし。
このお話しをする状況というか背景というか、つまり、きっとその場でその内容を話す必要性があったのであろう、ということについて少しとまどうのだ。
くどいが、もちろん内容についてではない。内容はすべて共感できる事であるのは前述の通り。
権威のある「音楽コンクール」という場において、音楽として当然前提になっているはずであろう内容を殊更強調する事にとまどうのだ。
先日ここでこんな記事を書いたが、その思いと実はまったく同種の感想だ。
この2つの事例は何に警鐘を鳴らそうとしているのだろうか。
本当は、自分なりに見えていることなのだが、なかなか他へ伝えることの出来る「言葉」としては浮かび上がってこない。
もう少し心の中で熟成させ当を得た言葉が見つかったらここに書きたいと思う。