8月
02
続くコンクールの本番。
明日は久しぶりに、書き下ろしを自分で演奏する。
14人のための「ルーマニア民族舞曲/バルトーク」だ。
[Fl/Ob/Cl-2/ASax/TSax/Trp2/Hn2/Trb2/Euph/Tuba/ (内、適宜Perc.持ち替え)]
曲が持っている恐ろしいほどの素晴らしい力を表現できる楽譜になっているかどうか。
メンバーのひたむきな音でバルトークの世界観を表現しきれるかどうか。
とある地区で少人数演奏を審査員としていくつか聴いた。
一番少ない団体で10人だったが、同じような少人数団体が複数有った。
当然、素晴らしい演奏も、もう一息な演奏もあった。
ずっと昔から、人数の多い・少ないと、演奏の出来・不出来は直接関係がないはずだと思っている。
確かに出てくる「音」は違う。音量とか響きの豊かさとか音色の豊富さとか。また、人数が少ないと一人一人の負担は限りなく増大する。
しかし、人数が少ないから音楽が貧弱になるのではない。その演奏に音楽の力が少ない(それは演奏技術であったり表現手法であったり感性であったりするのだが…)ことが原因だと思う。
しかしそれらを聴いて、大いに触発されたのは確か。
一人一人をきちんと磨き上げ、14人で出来ることは限りない。諦めず求め続けること。
個性溢れるメンバー全員の力が全て発揮され音楽を通して一つになり、この上ない幸せな時間になることを心より期待している。
考えず。
感じて!