9月
16
マーチングコンテスト

を聴きに(観に)行った。

沢山の見知った団体が出場しているけれど、マーチングのレッスンをがっつりしてるわけではないので、とても気楽なお客としてである。

一昔前まで、この中にどっぷり浸かって、演奏演技の出来に一喜一憂しながら熱くなっていた自分が懐かしかった。
(再確認するまでもなくアマノジャクな)私には、表情に乏しい顔、無理に笑顔をつくっている顔、「とりあえず声出しとけや」に聞こえる執拗な挨拶、などなど、他にも沢山の気になることがあった。
そして以前と違い何だか少し冷めた自分であることに気が付いた。

マーチングというカテゴリーの有用性は改めて言うまでもない。素晴らしい。老若男女だれもが見て聴いて楽しい。そして一生懸命さが伝わりやすい。
にもかかわらず、何でそんなこと感じたんだろう。もしかしたら、本番の演奏演技を観てというより、それ以外の部分で感じた興ざめが影響しているのかも知れない。
とにかく、私の感覚と何か少しずつずれてきているようだったのは事実。

自分の中に変化が起きてきているのだろうか。
それともただ鈍感になっただけなのだろうか。

もちろん全てがそうなのではなく、等身大な演奏演技がとても爽やかで気持ちの良い団体があったことも記憶に留めたい。