7月
27
初期の喧噪がだいたい収束して、区切りが付いたところ、次に進むところ、いろいろです。
私が関わったところは皆、それぞれ良い成果が出てます。出来たこと(もしくは出来なかったこと)に対してきちんと評価され、満足感と新たな課題をもって次の活動に進めます。
なにより日頃の精進があってこそ。皆さんすばらしい。
そして、そういった活動が出来る環境に感謝し忘れずにいたい。
いつも、結果という「形」に表れにくい成果をきちんと評価したいと考えているのだが、今年のコンクールはそれが少し出来たような気がする。
というのは、本人達はもとより周りの人達にもそれが伝わった感があるから。
そんなのを見ていると私も幸せになる。
「音楽って良いなぁ、みんなとアンサンブルして一つのもの目指すって良いなぁ。」と感じてくれている、また仮に今ははっきりと判っていなくても、いずれはそれが心の糧になっていることに気がつくだろう、ことを思いめぐらして、自然に顔がほころんでくる。
やっぱり「音楽をする」ってのは幸せなことですよ。
一方で(これは関わっていない部分での感想だが…)、BANDの力量とそれを牽引する力のバランスが悪い場合もあるように感じた。一回こっきりの演奏を聴いての感想だからあたっているかどうか定かではないが、少なくとも聴いている間にそう感じたのは事実だ。
その原因を推測してみたのだが、いくつか考えられたその壁を乗り越えるのはなかなか大変かも。そうなってしまう環境まで含めるとさらに困難だろうなぁ。
それでも、その場所その時間で関わった生徒達が「音楽の幸せ」に浸れることを願う。
これだけあつくなってスイソウガクに関わっている人達が、この時期を境に音楽から離れていってしまうのは悲しいからね。