Borg 50アクロマートの調整もだいぶ進んできた。
このレンズ
元祖ミニボーグ【2050】
口径 50mm
焦点距離 250mm
F5
1群2枚アクロマート
というものらしい。
2002年頃(20年近く前!)に発売開始、今もBorgのWEB上、販売中の対物レンズリストに載っている。
現在ではもっと進化したBorgレンズがたくさん手に入るだろうけれど何より安価なのでBorgの手始めに良いと思い、ほかの付属品とともにオークションで入手。
K-3 IIのF-AF1.7で稼働始めたのだが、しかし、どうしてもAF微調整もまったく効かないほど前ピンがひどい。マニュアルやライブビューではそれなりにくっきり大丈夫なのに。
「えー、Borgってこんなものなのか??」「ネットで散見するBorgの鳥撮り写真、本当なの??」みたいな感じが続いた。
で、悔しいから諦めず、様々な経緯(詳細はまたいずれ…)の末、ようやく対処法が見えてきて、このレンズはPENTAX K-5 Borg 50アクロ + F-AF1.7 + KenkoACNo3 という構成にて 71FLのサブにすることにした。
以下その写真。ベランダから庭の藪椿の中にいるヒヨドリ。それぞれ2枚目は現像で増感とか擬色とかホワイトバランスとかシャープネスとか手を入れてみた。
(PENTAX K-5 Borg 50アクロ + F-AF1.7 + KenkoACNo3 1/400 ISO-320)
(PENTAX K-5 Borg 50アクロ + F-AF1.7 + KenkoACNo3 1/400 ISO-400)
(PENTAX K-5 Borg 50アクロ + F-AF1.7 + KenkoACNo3 1/640 ISO-800)
(PENTAX K-5 Borg 50アクロ + F-AF1.7 + KenkoACNo3 1/400 ISO-320)
(PENTAX K-5 Borg 50アクロ + F-AF1.7 + KenkoACNo3 1/400 ISO-320)
レンズの性能上、どうしてもパープルフリンジといわれる現象がでて明暗の差が激しい境界付近(エッジ部分)が紫っぽく写ってしまうのだけれど、これはある程度「現像」という処理をすることで補正が効くらしい。一度やってみたら確かに緩和する。(見よう見まねでやったからそれで良いのかどうか判らないのだけれど。上記の現像ではやっていない。)
でも400mm程度で軽量(650g弱)だし、(私が撮っても)これくらいには写るので、良いんじゃないでしょうかね。