美術館や博物館は必ず学芸員という資格を持った研究職がいる。配置は「博物館法」という法律で決まっている。(ここを参照)
(もっとも、求められるスキルや権限については議論のあるところだろうが。)
図書館には司書が必要。これも有資格職。
さらには、薬屋には薬剤師が要るしデイケアセンターには介護士が要る。
世の中の大切なところには必ず専門の勉強をし監督機関より認められた資格を持つ人材が必要なんだ。
なのに、なぜ音楽ホール(○○市民会館とか◇◇文化会館とか)に有資格研究職は居ないのかなぁ?
音楽や文化とはマッタク無関係だった指定管理会社にただ建物管理するだけな感じで委託されてるホールばっかじゃんか。
そんなんでは地域の音楽文化牽引力には成り得ないんじゃないの?
少なくとも音楽ホールが教育関連施設だと認知されないままだと思う。
やはり、ただのハコ(貸し館)という位置づけなのか。
音楽ホールに学芸員を設置することが義務づけられていたら少しは指定管理者制度の流れが変わっていたかも知れないし、そこここで企画される音楽催事の質も違った物になっていただろう。
そうそう旭山動物園のようにね。
工夫すれば採算は取れるようになるんだってこと。
動物園だって博物館法で博物館として定められ[動物園=自然系博物館のうち、生きた動物を扱う博物館で、その飼育する動物が六十五種以上のもの]ているから学芸員に準じる人達が必要。