晦日の鳥撮り

昨日で今年の仕事は終わり。

今日(12月30日)晦日は近場で鳥撮り。
昨年鳥撮り始めた頃に、何も判らず何度か行った日進市岩藤新池。
1年鳥撮りしてきて少しは判ることも増えたので、再度訪れてみた。

朝から曇って気温の低い日。
きっと誰もいないだろうと思っていたけど、到着時には1台車とまってました。
池の縁に上がると、お一人それらしき人がいてご挨拶。猛禽を待っているらしいですが、空気が霞んでいてよく見ない、とのこと。

ぶらぶらと池の周りを反時計回りで歩きます。
カラ類が賑やか。
試写がてら撮ってみます。

ヤマガラですが、なんとなくお正月っぽいかな。

エナガやメジロを楽しく眺めながら、新池と湿地池の間に入ろうとしたときに、何かが飛びました。
いつも、先に急ごうと無造作に足を踏み入れ、そうやって失敗します。
濃い灰色っぽかったのですが、くらい場所なので詳細はわかりません。
心の中で「きっとルリビ君だったに違いない」と反省です。
その後、新池と湿地池の間で同様のことを次々と3回繰り返しました。同じ個体なのか別のなのか判らないですがもったいないことをしました。
我ながら腹が立ちますね。
その後、カラ池の方に行くとき、梢の中に何かいると探していると、急に後ろから大きめの鳥が飛んできました。
あ、また何かを驚かしてしまったか?と静かに周りを見渡します。

おっ、20mくらい先の太い幹に赤いのが見えます。カメラ構えて頑張りますが、木が何重にも重なった向こう側。
良く動きます。あ、飛んだ。でも隣の木。ゆっくり間を詰めながら、少し飛ばれながら、の繰り返しでようやく何カットか撮りました。



遠いし枝被りでAF合わないし、ピントは勘頼りマニュアル。それでも少しは撮れたような。
アカゲラでした。
先日杭瀬川スポーツ公園で始めて見かけて、すぐに再見するチャンスに恵まれました。

その先は特にめぼしいのはいなくて、新池の南に戻りさらに東に進んでみます。
鳥見、鳥撮りと思われる4人組にお会いしました。
曰く、
「15年通っているけど、最悪です。何もいません。」
「気温がまだ高いのか、いることはいるようだけど出てこない。」
とのこと。
「アカゲラ見ましたよ」
と言ったら、通るルートが二つあって私が見たのはそのうちの一つだったようです。
いつもそこにいるのではなく、移動ルート中なんですね。

その方々と別れてしばらくとそこにとどまったのですが、なにかの影が道を挟んだ藪に入りました。
奥の枝に何かとまっています。
暗いので良く判らないのですが、頭が黒っぽく見えたので、ジョビオ君かな、と確認用に何枚か撮りました。
画像をみると、あれ。

ルリビ君ではないですか!!

ちゃんと撮らなきゃ、と再度構えますが、暗くてAF合わないうちに奥に飛んじゃいました。
油断大敵!!

もう一回来ないかな、としばらく待っていたら、鳥では無く人が来ました。
やはり、
「ダメですね、何もいません。」
「車は今までで一番たくさん停まっていてびっくりしたけど、鳥がいないね。」
だそうです。
「昨年は来たら、カシラダカ、ベニマシコ、ルリビタキ、何か撮れたのだけれど、今年は1度もシャッター切らずに帰ることもある。」
っておっしゃってました。
あらら。本当にダメなのですね。
逆に例年はとても良かったのですね。
などとお話ししていて、ふと見上げた枝に何かとまってます。

オオタカ?
ハイタカ?

あ、睨まれた。
オオタカなのかなぁ、と思いながらグーグルレンズに尋ねたら「ハイタカ」だって。
猛禽の発見率が上がっているのだけれど、いつまでも全然種が判らないままです。

帰り際、車の近くでヒーヒー鳴いているのでしばらく待っていたらジョビコさん。

お昼になったので帰ることにします。
今日が今年の鳥取り収めかな、と思ってたけど、明日も来ようかな、などと思いつつ。
ここは「いない」のではなく「見つけられない」だけじゃないのか、などと思いつつ。

しかし翌朝(今日)は積雪有り、しかもまだしんしんと降ってます。
って事で、鳥撮りを諦め、大晦日午前中にこの記事を書いてます。

今年はコロナ禍だけでなく様々な要因で大変な1年でしたが、来年は良い年になりますように!

Written by:

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。