片持ちフォーク式赤道儀【3101】に引き続き、LMF-1【9868】某オークションにて入手。
某ポイント併用、お財布からは数千円の出費で入手です。
ぱっと見るだけだとMMF-1とほとんど同じような形ですが、比べると大きいし重い。並べた写真が有ると良いですが撮り忘れました。
「動くけどジャンク」でした。届いてみると大きな傷もなく綺麗ですが、なるほど動きがスムーズではありません。
滑る、突っかかる、どこかで可動部が擦れて当たってる、等々。
バラして様子を見ますが、色々と手を入れる必要がありそうだなぁ、と何度かバラしたり組んだりしているうちに、調整用の六角穴イモネジをナメてしまったようで、ネジが空回りするようになってしまいました。
これではノブの軸が抜けません。抜けなかったらバラせません。
おぉ、これは大変。
ジャンクを安く買った意味がなくなるよなぁ、と思いながらも、「なめたネジ外し」を近所のホームセンターで手に入れることにし、ふと思いついて精度の高そうな2mmアーレンキーも¥200でついでに購入。
帰宅して、まず新アーレンキーで回したら、なんと、何の問題もなかった。
えーっ、ネジがナメちゃったのではなく、アーレンキーの制度が悪かっただけみたい。
結局、ネジ外し、いまだにパッケージ開けてもいない!
要らない出費をしてしまった。
調整は、微動ダイアルの遊星ギア(実際には3つのボールベアリング)の動きを制御するネジが反対側にあってすぐに緩むことが原因なのではないかと。
始めて微動ダイアルを分解しましたが、とても繊細ですね。しかし、なるほど~って思います。この仕組みも写真撮っておけば良かったです。撮り忘れました。
私の経験では「ベアリング可動部は、締めすぎると停まっちゃうし、動くような締め具合だとすぐ緩むしガタつく」のでちょうど良いところで動かないようにダブルナットにする、なのだけれど、ナットは1枚しかない。
だからいくら調整しても組み直しても、動かしているとすぐまたガタついてしまう。これじゃいくらやってもダメですね。
判らない時はネット検索。(便利な世の中になったなぁ。)
で解決策が見えてきました。
そうか、ネジロックだ。
ということで、取り外しが可能な堅さで仕上がる「中強度タイプ」の液体ネジロックを導入。
さらに、光軸の調整も。
MMF-1の時と同様に、インナーチューブ受けベアリングベースの取り付け時に挟み物をしアウターとインナーの平行をとる。
平行の取り方は、きちんとした治具や測定器がないので、正解かどうか判らない私なりの方法でやってます。(自信が無いのでここには書きません 汗)
挟み物の厚さと位置をトライアンドエラーで何度も試行し、とりあえず、素人目で見てこれで良かろう、というところに落ち着かせました。
結果、バッチリです。
最近から最遠までムラ無くスルスル。くるっと回すとスーっと動きます。
あ、MMF-1と同じように、左手仕様に変更しています。
いずれ、90FL導入時とか、71FLを80鏡筒にしたくなった時に使おうかと。
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