回文なタイトル。でもちゃんとした山の名前ですよ。
琵琶湖、湖北にあります。
以前道の駅に併設されている湖北野鳥センター前でオオヒシクイとかコハクチョウとか撮ったとこの近くです
山本山の東側は高月(長浜市)というところ。渡岸寺の十一面観音立像(国宝)で有名です。
少し鳥撮りと離れます。
この十一面観音、本当に美しいです。「日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる日本彫刻史上の最高傑作」といわれています。
新しい収蔵庫で、仏像としては珍しく360度すべての方向から見ることが出来ます。
「暴悪大笑面」をしっかり見ることが出来るのはとても珍しいのではないでしょうか。また、高月はこの十一面観音立像だけではなく、たくさんの仏像があります。
戦国時代を超えて地元の人たちが集落毎に守り続けてきたたくさんの観音様達がいるのです。
この数年はコロナ禍で実施されていませんが、毎年秋に「高月観音祭り」が開催され、そこでお会いすることが出来ます。
今年は感染収まって再開して欲しいです。そしたらまた行きます。
さて、その山本山には秋になるとオオワシがやってきます。2月になるとまた北に戻っていく、というのを20年以上繰り返しているらしい。
なんどか湖北にいって鳥撮りしてるのに、このオオワシ(山本山のおばちゃん、と呼ばれているみたい)を見てないのは悔しいので、1月後半から行こうと思っていたのですが、大雪が続いて何度も断念。
ようやく2月13日に出掛ける目処が付いたのですが、その13日の午前中はワクチン3回目(モデルナ)。
多少心配もしたけれど、2回目まではたいした副反応もなく全開で仕事してたし、熱出てもロキソニン有るし、と午後から出掛けたのですが、甘かった。
次の日の朝、ふらふらでした。
大汗かいてロキソニン飲んで、しばらくしたら落ち着いてきたので、鳥撮り強行です。
すいません。ここまで来るのにだいぶかかってしまいました。
午前中、山の麓に行った時は姿がなく、カメラマンさん達に尋ねたら「どこにいるか判らない」だそうで。
麓にある野田沼周りを雪の中歩き回ってみましたが、いたのは、イソヒヨドリの雌、カワラヒワ、ツグミ、モズ、あたり。
こんな一枚も撮りました。
SS 1/1250秒 f/6.7 ISO-800 600mm 露出補正-0.3 手持ち
時間を潰して、午後再度。
あ。います。
SS 1/1000秒 f/6.7 ISO-500 600mm 露出補正-0.3 手持ち
もちろんライファー。
ただ、遠い!! 枝が邪魔!!
麓には、バーダー、カメラマンが2、30人はいたかなぁ。
皆さん、狙ってはいるものの、シャッターを押している気配なし。
飛び出すのを待っているのかな、と。
しかし。オオワシ動かない。
(後から調べたら、停まっているのは「飛ばない木」だそうで…。)
では、私が動いてもさほど迷惑にはならないのかな、と位置を変えながら撮りまくりました。
下手な私は、渾身の1枚、ではなく、数打ちゃ数枚でも当たるかも、の撮りかたです。
SS 1/2000秒 f/6.7 ISO-1250 600mm 露出補正-0.3 手持ち
SS 1/2000秒 f/6.7 ISO-2000 600mm 露出補正-0.3 手持ち
SS 1/2000秒 f/6.7 ISO-1000 600mm 露出補正-0.3 手持ち
SS 1/2000秒 f/6.7 ISO-1250 600mm 露出補正-0.3 手持ち
一番良く写せたと思ったのはこの一枚。
SS 1/2000秒 f/6.7 ISO-1250 600mm 露出補正-0.3 手持ち
ノスリが小さく見えます。
SS 1/1600秒 f/6.7 ISO-500 600mm 露出補正-0.3 手持ち
トビが低空を飛んだりします。
SS 1/2000秒 f/6.7 ISO-1250 600mm 露出補正-0.3 手持ち
SS 1/2000秒 f/6.7 ISO-2500 600mm 露出補正-0.3 手持ち
どうしてサービスしてくれるのかな、と不思議でした。
が、手持ち無沙汰にカメラマン達が何かを食べ始めると、それを狙っていると判ったら、ポケットのおやつは食べられなくなってしまいました。
しばらく待っても動かないので、初心者はどうして良いか判らずイソヒヨドリなんかを撮ってました。
SS 1/1600秒 f/6.7 ISO-400 600mm 露出補正-0.3 手持ち
気がついたら、皆さん片付け始めています。
さっきまで停まっていた木を見たら、あれ、いない。
塒に帰ったらしい。
ああ、飛ぶところ見逃した。
ま、いいや。見ること出来たし、次への宿題が出来たし。
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