AF不調の原因?

10月25日。杭瀬川スポーツ公園。

まだ何もめぼしい鳥さんは到着してない模様です。
見つけられない、だけかも。

SS 1/800秒 f/6.7 ISO-4000 700mm 露出補正-0.3
モズさん。

SS 1/1000秒 f/6.7 ISO-100 700mm 露出補正-0.3
ヒバリでしょうか。豆粒のようでしたが空の中に見つけましたので撮ってみました。

木から木へ群で移動しているのを見つけ、少し粘ってみました。
しばらくしたら近くの秋楡の木にワァっと移動してきて、せっせとついばみ始めました。
アトリの群です。
SS 1/800秒 f/6.7 ISO-1250 700mm 露出補正-0.3
SS 1/640秒 f/6.7 ISO-2500 700mm 露出補正-0.3
SS 1/1000秒 f/6.7 ISO-1000 700mm 露出補正-0.3

久しぶりのターゲット。かなりの枚数撮りました。
しかし!
やはりピント甘い!ほぼ全滅でした。
距離20m位で近いわけではないものの、それでもこれじゃぁなぁ…。

帰宅して他(スズメとかカラスとかセキレイとか…)を確認してもやはり同じ。全然解像してない。
もちろん手ぶれの場合もあるけど、ほぼピントの甘さかと。
あー、こりゃダメだわ。このまま撮り続けても楽しさは半減どころかまったく撮りたくなくなっちゃう。

意を決して、レンズの分解、再組み立てを決行することにしました。
BORGは分解組み立てが簡単、といいます。
確かに筒を捻ればよいだけですが、ほんのかすかな組み立て誤差がてきめんに精度に影響しちゃうと思っているので、一度組み立てて調整したらあまりそれを崩したくないのです。
特にドローチューブ状の所とか。120度で3カ所あるネジの締め具合で全然変わっちゃうんだもの。

とにかく、まずは現状を厳重チェック。
そしたらレンズを持ったりカメラを持ったりする度に、ほんのかすかに「カクッ」って動くような気がする。
あっ!やっぱりどこかが緩んでるゾ!と一つ一つチェックです。

原因はマウントかも、まで詰めました。
そして、レンズに上下方向から力が加わるとマウント下部でかすかに動く気配をみつけました。
PENTAXですからKマウントです。そのマウントは2カ所有って、一つはカメラからF-AFアダプターの接続。もう一つはF-AFアダプターからBORGへの接続。
マウントのガタ取りはここで説明してるように、薄いテープを貼ってましたが、それがへたってきたのかしら。

早速カメラ側マウント面とF-AFアダプターマウント面の2カ所に様子を見ながらテープ貼って調整。
それで「カクッ」は無くなりました。
しかし、F-AFアダプターに施してある接点ショートが少し甘くなったようなのでさらにそこを対策します。

結局、全分解はせず、マウント面だけ手を加えて組み直し再度AF微調整。
マウント面にテープを貼った、ただそれだけでAF微調整の値は変わっちゃうんですよね。だいぶ後ピンだったみたいで前にずらします。

次の日の朝、外に出て電柱のガイシで確認。
あ、良い感じです。あれこれ様子見てもう少しだけ前に出します。
最短でも確認。やったー、ずれてません。

ここまできて、不調だった原因がようやくわかってきたような気がします。
もともとマウントが不安定だったのに加え、80鏡筒に替えて重量が増えた結果、近距離狙いで鏡筒を伸ばした時、マウントのバネが重さに耐えきれずレンズが(ほんの少し、カクッと!)下がってしまっていたのではないか。
いくらAF微調整しても撮る度に不安定だったのも、被写体への距離によってマウントへの負荷が変わり微妙にカメラとレンズの取り付け角度が変わっていたのかな、と。

その後まだ鳥撮りには行けてませんが、何日かかけて景色や電柱、月などを撮ってさらに調整を追い込み良い感じに仕上がってきたように思います。


我が家の2階の雨樋ですが、これくらいならなんとかOKじゃないのかな、と。

さぁ、次が楽しみだぞ。
上手く行くと良いなぁ。

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