蓮田

タゲリを見たいなぁ、と。
2年前、自宅近所の田んぼでほんの一瞬見かけ、あわててなんとか数枚撮ったことはあるのですが。

実は、もっともっと以前、自宅周りがまだのどかな田んぼだった頃、そこにはタゲリが良くきていたそうだ。私は見たことがなかった(=見ようともしていなかった)のが今になって悔しいけれど。

ネットには数日前に立田というところでの観察記録情報がありました。
立田は名古屋市の西、愛西市というところ。車でドライブがてら行ってみようか。もしいなくてもさほどショックではない程度の近さですし。
そのあたりはレンコン畑で有名です。刈り取り後の稲田とは違い、きっとまだ水が残っていて、水辺の鳥が何らかいるのではという期待もありまして、11月14日に出掛けてみました。

ずっと広がる蓮田や稲田を抜ける農道をゆっくり車を走らせながらポイントを探します。
なにやら猛禽が一瞬にして追い越していき、それを目で追っていると肉眼でやっと判るくらい先の草原に突っ込んでいきました。白っぽい小さい鳥が数羽あわてて飛び出したのが見えました。
どうやら最後の一羽を仕留めたようです。次の瞬間、二羽のカラスが即モビング。一羽をかわしもう一羽のしつこい追撃も振り切って見えないところに行ってしまいました。

その間、まったく写真撮る余裕無し。路肩に車駐めるのが精一杯でしたが、かなり楽しめましたよ。

さぁ、タゲリはいません。
普通のケリはいました。
SS 1/400秒 f/6.7 ISO-800 700mm 露出補正-0.3
SS 1/400秒 f/6.7 ISO-1250 700mm 露出補正-0.3

畦に5,6羽並んでいたのですが一度に全部は撮れませんね。

田の中にポツポツと散在する鎮守の森のような木立の近くには、やはり猛禽がいるみたい。
ノスリっぽいのが電柱にてっぺんにいたり。(遠すぎて写せず)
撮れたのはチョウゲンボウ。
SS 1/1600秒 f/6.7 ISO-2500 700mm 露出補正-0.3
やはり電柱の上に。
SS 1/1600秒 f/6.7 ISO-1600 700mm 露出補正-0.3
飛び出し。

もっと近づこうとしましたが、すぐ飛んでしまいました。

賑やかな鳴き声が聞こえるので目をこらして見つけてみます。苦労しましたが、水の残った水田に数羽の鳥がいます。
SS 1/800秒 f/6.7 ISO-1250 700mm 露出補正+1
夕方のもろ逆光で中々上手く撮れません。
SS 1/800秒 f/6.7 ISO-5000 700mm 露出補正+1
帰宅して調べた結果、アオアシシギではないかと。だったらライファーですねぇ。

水鳥はまだあまり踏み込めていない領域ですが、シギチはそそられます。このあたりの鳥さんをもう少し勉強したいな、と思いました。(カモ類はどうもしっくりこなくて、いまのところあまり興味持っていません…。)

結局タゲリは見つからず。残念でした。またの機会に。

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