BORGをAF化する場合、レンズがある程度明るくなければAFアダプター付けても迷うだけでうまく機能しない。
71FLの場合は、もとからF5.6と明るい、また最近のPENTAX(K-r以降くらいらしい)は感度が良くなっている、ので何もしなくてもほぼ大丈夫なレベルみたい。
一方、もう少し暗いレンズだと焦点距離を縮めてF値を明るくするのが常套手段らしい。
その為の専用レンズもBORGから出ているのだけれど、一般的にはKENKO製のAC クローズアップレンズを使うことが多いようだ。なにしろ安価だし。
実際、50アクロも71FLも手元に来たときは、それぞれKENKO製のAC No3、No4とクローズアップレンズがセットされていた。
以前にも書いたけど、最初、クローズアップレンズ無しでやろうとしたときは、AF精度が全然ダメ(合焦しても極度に前ピン)でNo3付けたらなんとかなった事もあった。
それでクローズアップレンズは必須だ!と思ったこともあったけど、付ける付けないでAF微調整を変化させれば良いことに気がついてから、出来るだけ焦点距離を伸ばしたいと欲張って短縮無しで調整を重ねていた。
合焦精度は少しずつ改善し何とかなっていったのだけれど、被写体が暗いとAFは迷うのです。
日暮れ時や、薄暗い藪中のウグイスやソウシチョウを狙ったりすると、AFは行ったり来たりでうまく合焦しない。とりあえず合焦マークが出たとしても精度はいまいち。
AF迷うと藪の中にいる鳥は合焦しないうちにどんどん移動してしまうので殆ど撮れない場合が多い。
色々調べて悩んで検討して、合焦率と焦点距離の兼ね合いでNo3より短縮率の少ないクローズアップレンズだったらどうなる?に行き着いた。
NO1があったら良かったのだけど生産中止らしい。No2だったらどうだろう。
ダメ元で入手してみる。例によってAmazonでポチ。
翌々日到着で、装着。
マウントアダプターに組み込んだところ。
おぉ!これだと多少暗くても迷わなくなりますねぇ。
明るいところでも合焦スピードは増している感じだし、(精度はともかく)一発で決まる。
100%大丈夫って訳じゃ無いけどかなりストレスは減る。
短縮無しで、AF-71FLは400mm×1.7で680mmあるんだけど、No2を入れると595mm程度の模様。(No3だと540mmらしいから今までのより焦点距離長いね。)
レンズ自体の厚みは若干No2が薄い。
無理がない感じだから、この線で行こうかなぁ。
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