12月
08
日常の活動から

 私がTSWと関わるようになって2年目。よく考えるとまだ2年未満なんだな。
 とはいっても振り返ってゆっくり考えると、本当に急激な変化をしてきた、と感心するばかり。

 人数が集まらない、なかなかメンバーが定着しない、まだまだ技術力が足りない、など悩みはつきないもののそれでも奇跡的な変貌を遂げている事は確か。メンバーはその変貌に対し大いに自信を持って良いと思う。

 みんなの人としての成長が本当に素晴らしい。まだまだ発展途上ではあるけれど、当初予想した段階をいつの間にか遙かに超えている。それは学年毎に書いている日誌を見てもよく判る。

(日誌より)
〜前略
その人は4年後かーって言いながらなんか真剣に考えてたけど何も言わんかった。あたしはなんだか行きあたりで生きている気がしてきた。あたしは意味のある生き方がしたいと思った。その意味をみつけられる生き方がしたい。
後略〜

自分と向き合うことは実に怖いし難しい。でも、自分で自分を確かめたい気持ちの表れだよね、きっと。自分って何?何のために生きるの?って。

(日誌より)
〜前略
出逢ってくれた人みんながいていまのアタシがいると思います。そして信頼できる人に出逢えたことは、偶然とかたまたまとか運命?かわからないけれど必然で決められたことだって思いたいです。もっと早く出逢いたかったなんて言いたいけれど言えません。出逢えただけで嬉しいからです。
後略〜

自分とそれ以外の人。またその関係。そしてその上で自分が存在するという感覚。一人ではないという確信。

決して、TSWの活動だけが影響しているのでないだろう。それ以外の様々な経験によってこのステージまで来ることが出来たのだと思う。でも、ほんの少しでもTSWと関わったことが生きているならばそんなに嬉しいことはない、と心から思う。