8月
15
てんぷらまんじゅう

何度も話しているから覚えているかな。
てんぷらまんじゅう

てんぷらまんじゅう

初めは南信州の阿智あたりで偶然見つけた。
その後気になっていてずっと探していたのだが、実は見つからなかったのだ。
その後の何回かの探訪により、どうも季節ものらしくいつもあるわけではない、信州の伊奈谷に伝わる特別な時の料理である、ことなどが分かった。
そうそう、今回の旅はお盆だ。こりゃ、てんぷらまんじゅうだ。探して手に入れるほかはない。
まんじゅうとは呼ぶけれど、出来たものはお惣菜売り場のてんぷら売り場に並んでいるのだ。
 
 
 

てんぷらまんじゅう2 

半完成品のまんじゅうは大概8個〜10個のパックで売っている。これにてんぷらの衣を付けて揚げるのだ。
これだけで食べても余り美味くない。揚げなきゃダメ。
今回は木曽福島の町中のスーパーマーケットで見つけた。伊奈谷だけではないらしい。木曽谷にもあるんだ。
 
 
お盆やお彼岸の特別な時に食すのであろう。スーパーのお盆特集コーナーでは、松明用の薪やお供え物に混じって天ぷら粉とサラダオイルが山のように積んである。特別なごちそうなんだろう。

これが何故か微妙に美味なのだ。健康に悪そうな(特に私には…)気もする…。でも、美味いから食べてしまう。これでは血糖値が上がる訳だ。

知立にある藤田屋の大あんまき屋にてんぷらあんまきがあるが、もしかしたらここから派生したのかも知れない。