11月
08
アルピニストの言葉

アルピニスト野口健公式ホームページにある
野口健の『環境問題って何?』
から抜萃
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 99年に25歳で七大陸最高峰の登頂に成功した登山家は、今このように、環境問題に取り組んでいる。このモチベーションは何処からくるのだろうか? 僕が、彼に聞くとこんな答えが返ってきた。
「人間が生き延びるためだよ」
そう、野口の環境保護は、あくまで人間社会のためなのだ。
「環境問題は、美しい緑を守りたいとか、動物がかわいそうとか、そういった感情的な視点で捉えられることが多い。でも、極端な話、環境を完璧に守りたいのなら人類が滅びればいい。本当は人間が生き延びるための、環境保全なんだ。昔と変わらぬ機能的な生態系サービスがなければ、人類は生き残っていけない」
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次のは野口健氏が少し前にテレビで言ってたの聞いたやつ。
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「無理しないで」と「頑張って」は自分にとって意味がない。
無理しなければエベレストなんか登れるわけないし、いつも頑張っているからこれ以上頑張りようがない。
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決して妙な感情論ではない。
頂点を目指す人はそれを当たり前に思っている。
見習わなければ。