明日はアンコン地区大会本番。
Clarinet-5、Saxophone-4、Horn-3、BariTuba-4、のグループ4つ。
他にもグループ組んだが、事前の校内予選でこの4グループに絞られた。
アンサンブルコンテストの対応は「全て生徒で組み立てること」を課題にしている。
昨年までは楽器編成の条件やそれぞれの思惑が錯綜し、グループを組む調整がうまくできなかったり、選曲で難航したり、練習の進め方でもめたり…、と大変だった。
初めは、何故混乱するのか理解できなかった。
様子をうかがいながら解ってきたことは、それぞれが言いたいことを言うくせに他人の言っていることを聞けないことだ、と。
攻撃のみで受容がない。だからせっかく誰かが調整役買って出ても聞く耳持たないんだな。「わたしはこれやりたいの!!」って。言った者勝ち、になってしまい面白くない思いをたくさんしただろうと思う。
今年はその苦労を余り感じなかった。
たぶん、前述の文を読んだ後に即座に立場を入れ替えて読み替えることができる、みたいな人が増えたんだろうと。
今回も「アンコンのこと、自分たちでどんどん組んで行けよ!」と指示してからは、こちらから積極的に何かを仕掛けてはいない。
若干の不安定要素はあったものの、生徒同士の調整だけでここまで来た。練習も自分たちで企画し運営した。
レッスンに持ってくるのが少々遅過ぎな気もするが、それでも数回ずつのレッスンはした。そして、アンサンブルに対する私の想いを伝えることはできた。
後はそれぞれのメンバーがどれだけ消化し、練習し、達成するか、だけである。
まだ明日の本番前に少しだけでも練習の時間はあるだろう。
最後の最後まで諦めずにアンサンブルの意義を深めてほしいと思う。
自分の主張と他との調和。
アンサンブルは一人ではできない。
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