2月
02
練習モード
文化の家での私の合奏リハーサルを見た人の感想。
「合同練習はドンドン音が変わっていくのが凄い!」
「マジックですね。」
「みんなを集中させる事が凄い!」
さらには。
「合同練習と豊川単独練習と練習の仕方が全く違う!!」
「豊川単独練習の緊張感は凄い!」
などなど。
怒号や罵倒に聞こえる指示と切れることのない緊張感が、合同練習モードのギャップと相まって相当なショックだったらしい。見てなかった人に「凄い」「怖い」「ピリピリ」など何とか伝えようと、躍起になって言葉を選んでいた。
確かに、モードは意識して変えている。
そうでなくても、そのバンドの現状からさらに良くしようとしたときに、何を課題ととらえるかで、当然練習モードは変わる。
でも、そのやりとりを聞いていたM氏はいとも簡単にこう言い放った。
「あんなの(前日夜の合奏)は全然怖くないです。怖いと思っちゃダメ。当然やるべきダメ出しをしてるだけです。それに引き替え、昔はあんなの比べものにならなかった。それはそれは怖かったですよ。ははははっ!」
彼は自分の練習の居残りをしながら久しぶりに私の合奏レッスンを聴いたらしい。
「なつかし〜」ていってた。
「でも、あれ(高校当時の厳しい練習)があったから今の僕があるんです。」
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