3月
13
昨年の
今頃、定期演奏会に向けて新入生の練習参加が始まっていた。
もう一年が経つんだ。
今年もやはり同じように新入生が練習に参加している。
数日たって少しずつお互いのことを知ってうち解けてきているように感じる。今日は自分たちだけで曲の練習を合わせていた。新鮮で初々しく、不安でいっぱいであろうに何より一生懸命な感じが嬉しい。
初心忘れるべからず。
さて、昨年新鮮で初々しく不安でいっぱいだけど元気もいっぱいだったあの人たちは今どこにいるのだろう。舞台転換の段取りを自分たちで組み上げ、どんどんこなしていたあの人たちは今どこにいるのだろう。
おかしいなぁ。
「朱に交われば赤くなる」。
いつの間にか、何かに、何処かに同化していってしまったのか??
それとも劇的に変わる何らかのきっかけが有ったのだろうか??
取り戻せるか?
「朱に交われば赤くなる」
偶然自分も昼間あたりにそんなことを考えていました。
イメージとしては
「水につかれば薄まる」
そんな感じだろうか…と。
何かが日々薄れていっているような、そん不安が拭えずに心苦しいです。
朱に交わっても赤くならないようにするには、「朱を否定する」ということを徹底させなければならない。多様な価値観を認めなさい、と言っておきながらその発想は大いなるジレンマだ。
何か良い手法はあるのだろうか。