4月
28
13年

も経っている、ということに少なからずショックを受けた。
ついこの間のことだと思っていたのに。
私は永遠の23歳。計算が合わないじゃないか…。

同窓会があったのです。
13年とは、彼ら彼女たちが卒業してから重ねた年数。

にわかには信じられない。
何故かっていうと、会って数分も経たないうちに私の感覚が、みんなが高校生だった当時にタイムスリップするんだ。
話が弾んでくると、まったくその13年前のままな気がしてくる。だからみんな若い若い。

今実際に目の前にいるTSWの現役の人たちと何ら変わらない。

決して、立派になっていないという意味では無く。
私の中のみんなは、新鮮な高校3年間に固定されているかのよう。
 

楽しかった。
そして当時がむしゃらにバンドやっていた私の手法が間違っていなかったんだな、ということを改めて感じることが出来て嬉しかった。
みんな音楽やっていた仲間なんだよ。
音楽が生業になっている人たちが複数いる。
全く音楽と関係ない仕事をしながら、子育てしながら、でも「やっぱり音楽やりたい」って思ってくれているみたい。

それぞれ、きちんと自分の足で自分の道を一歩一歩、歩いていると思った。
それが心の豊かさだと思う。
そして3年間の苦楽を共にした仲間はいつまでたっても色あせない。
あの3年間はやり遂げた者にしか分からない奇蹟なんだな。
限りなく純粋な時間と空間。

いつまでも大切にしたい。