6月
12
笑う

しかない、という場面に遭遇した。
久しぶりだ。
もちろん、楽しくて、面白くて、笑うのではない。
クスクス、うふふ、なんてものではない。

わはははははっっっっっ!
いっひっひっひっっっっっ!
えへっ!えへっ!えへっ!えへっ!
あ”〜〜〜〜〜くるしい〜〜!
がはははははっっっっっ!
 

悲しい、悔しい、苦しい、どうして!…などが度を超していくと、笑うしかなくなる。
こんな感じの時は、人の感情の安全装置が働いているのだと思っている。

そうなってしまう状況については複雑に考え感じている。悲しい、悔しい、苦しい、どうして!…、な状況がどれだけ心を圧迫しているか、痛くて涙が出る。

しかし、一方できちんと安全装置が働いて笑いこけているのを見ていたら、ほんのちょっぴり安心した。
「壊れていない!」

しばらくの間笑って、だいぶ落ちついた。
いくら笑っても何も解決もしないだろうが、それでも心のバランスはかろうじて保たれたような気はする。

こんな様子を見て「何も解決しないのだから笑うなんて不謹慎だ、とんでもない!けしからん!」という見方をする人も世の中にはいるのだろうな、なんて考えたことも事実。